「我々青年バンドは…笑うな、青年バンドだ!
若年バンドは解散とか脱退とかして悲しませるけど、
青年バンドは吸収合併する。メガバンクだ、合体だ!」
この日の渡會さんのこの言葉がですね、〝大型新人バンド〟セカイイチとFoZZtoneの総てを表す光だと思うのです。なんだろうかな、その発想なかったよね! しかもこんな本気出してツアー回るとかね\(^o^)/
かくゆう彼らだって、その歴史においてそれぞれ脱退というものを経験していて。セカイイチに関しては本当に今年だもんね…。バンドを10年続けるって凄まじいことなんだなぁと思い知るのです。そんな彼らが、10周年×10周年のWメモリヤルイヤーにこうして満面の笑みで全力投球でステージの上で演奏してくれている姿を観れるのは、たまらなく幸せ。それを噛みしめた一夜。それぞれに記念碑的セットリストでしたし!!
セカイイチは長く聴いてこれていないので、なかなかその辺を感じにくい部分もあるのでこれから空白を埋めて行きたいのです! ここ数公演を通じて、以前よりもずっとずっと彼らの曲の奥深くに手を伸ばすことができたように思えます。
そしてFoZZtone。『チワワ』とか、渡會さんの弾き語りではそんなに珍しくはない選曲だけれど、バンドで聴くって一体いつの何ぶりやらやら…!! ああああ、竹尾氏のギターがこんなに甘いんだああああ!!! …絶叫でございました。竹尾氏と言えばアンコールに、新調したばかりの様な眩しい白シャツに真っ赤なワインをこぼしていてそれはそれはセクシーでしたねヽ(^o^)丿 何事!!? セカイイチのサポートベースのハルさんと戯れてた時に起きた事故だったんだけど、渡會さんがMCしてる時でそっち見てなくて何が起こったか分からない…くっ!
ハルさん。あの方を観てると無条件でこっちも笑顔になっちゃう! なんかもう、ベーシストって本当にあの、あの共通して温和なイメージなんでしょうね、素敵です!! 『バンドマンは愛を叫ぶ』全国流通盤アナウンスもあり、来年以降のこの超大型新人バンドの活動継続も宣言されたその折。
岩崎さん、「セカイイチとFoZZtoneは今日から8人だ!」!!!
そうこなくっちゃ!!
『リトルダンサー』のあの幸せの象徴の様なステージを。もっともっと見せてくれることに感謝しつつ。そしてお互いへの愛と敬意の全てを込めたようなそれぞれのカバーの美しさを沁み込ませながら。この世に生まれた新しいバンドに祝福を。そのバンドが続くことに祈りを。ありがとう、大好きです!!
《FoZZtone セットリスト》
Reach to Mars/GO WAY GO WAY/JUMPING GIRL/マーブルクランチ/チワワ/Shangri-La/バンドマン(セカイイチカバー)/音楽/LOVE
《セカイイチとFoZZtone セットリスト》
リトルダンサー/退屈な僕と小さなギター