ぽぽぽ?(仮)

日々もろもろ。

あまり長くなく且つ他人の言葉を。

少し前から長い文章を書きたくなって、けれども最初の一言が全く思いつかずに放置していたらその波自体が沖合に引いてしまったという残念な結果から改めて文章を始めてみるよ!!


村上春樹の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を、読了時期以来ぶりぐらいで読み返したり。きっかけは9月13日のあのライブだったんだけど。
たぶん、それを自分でタイピングしたいだけなのでタイピングします。それだけ。

「私たちが私たちであったことは決して無駄ではなかったんだよ。私たちがひとつのグループとして一体になっていたことはね。私はそう思う。たとえそれが限られた何年かしか続かなかったにせよ」

「でも不思議なものだね。あの素敵な時代が過ぎ去って、もう二度と戻ってこないということが。いろんな美しい可能性が、時の流れに吸い込まれて消えてしまったことが」

「すべてが時の流れに消えてしまったわけじゃないんだ。僕らはあのころ何かを強く信じていたし、何かを強く信じることのできる自分自身を持っていた。そんな思いがそのままどこかに虚しく消えてしまうことはない」