開演前の会場には、ステージ前のスクリーンに宇宙関係の映像が流れてました。静かに、静かに。「こんなオモチャみたいなので宇宙行ったの！？」なロケットの発射シーンとか。あとは『Reach to Mars』のMVの映像とかとか。織り交ぜつつ、粛々と。そして客電が落ちる。流れるのはあのSE。フロアから歓声と拍手。キャノン、キャプテン、竹尾氏、そして渡會さんの順にステージに現れる。
１．世界の始まりに
先日、ライブハウスのガレージでバーベキューやってたのでご馳走になりに出かけて行ったら、おおはしさん（ガレージスタッフ女史）と、このツアーファイナルの話になりまして。「1曲目予想しようよー！ 『MorroW』！ 『MorroW』！」って熱く語ってらしてるのに何かウチら冷静に「『Reach to Mars』じゃない？」とか言ってたんですが…。この曲！ この曲なのね！！ って思いました！ 誰も当たってない！ でも何でもいいんだよそんなのって思いました！！ はじまりのうた！！
２．茶の花
私がはじめて行ったFoZZtoneのライブは2009年1月30日のワインドアップツアーファイナル@渋谷CLUB QUATTRO公演でした。ワンマンライブ、1曲目、この曲だった。あの時は本当に入り口付近からステージとフロアの前の方の狂騒を「わー」って思いながらただただ眺めてたなぁ。まだ4年半前なんだ。遥か彼方の昔みたいだ。
そういえば渡會さんのステージ衣装、あのベストの中にあの「！！？」なＴシャツ着てて、それを見た直後は「そこはシャツ着ようよ！！」って心の中で大声で叫んだんですけど、この時にはすでにもう何も気にならなかったです！！
３．ワンダーラスト
この曲の持つ透明感がたまらなく好きです。最後に竹尾氏が歌うところがあったりするのも好きです。この日にこの歌を選曲してくれたの嬉しかったなぁ…。
あと、今年のC'mon MV企画で友達が制作した、FoZZtoneの楽曲のオマージュを詰め込んだ宝箱みたいな素敵なMV。
【C'mon! MV】世界の始まりに 【TOMBOW】 - YouTube
ここで私、『ワンダーラスト』のオマージュ映像で参加させて頂きました（いや、しつこく色んなとこに顔出してるんですが、メインを務めさせて頂いたのが『ワンダーラスト』なので！）。このMVを制作した友人が赤坂後に、「このMVを制作できて本当に良かった」と仰ってました。なんかだから、1曲1曲に思い入れがありすぎてどうしようなライブだったのです。だから私も今こうしてかつてない書き方をしてる！ 大丈夫かなコレ！！
４．ニューオーリンズ殺人事件
この曲のメンバー紹介！ この日はみんなで「キャプテーン！」って呼べたよ！ そして「時に殺し屋、時に新米AD…」なキャノンもバシュッと決めるし（あと、渡會さんは「ヒゲ！」って呼んでたけど「ヒゲって呼んで良いのは俺だけだ！ 可愛いやつなんだから」！）。そしてもちろん竹尾氏。「お待たせしました、皆様をではありません、彼をです」。流石のパフォーマンスはしかし完全にピンスポットから外れてたね＼(^o^)／ 見事なマイクパフォーマンスで場を回す渡會さんも当たり前に素敵でした。この曲は本当に渋くってかっこいいなぁ。
５．情熱は踵に咲く
ニューオーリンズから踵ってゆうこの流れが！ ちょっと異国情緒漂うこの流れが！ このツアーで凄く印象的で大好きです。思えば今年3月にsole cafeで試聴会やって（懐かしいぃぃぃぃ！！）、初めて手拍子の練習した時は「ムリムリムリ！」って思ったものですが！ 今ではシュババっと決められますよ！
６．GO WAY GO WAY
あの！ ブレイクからのギターソロ！！ 真ん中でボーカルとってた渡會さんがひょいと身を引いて、中央に竹尾さんが出てきてのギターソロ！！ このバンドって、本当にこうゆう細かい演出まできちっと詰めててやっぱり盛り上がっちゃって、素晴らしいなぁと思いました！ アガルよこの曲は！！
７．NO WAY NO WAY
かーらーの！ やっぱGO WAYとNO WAY立て続けって最高じゃ！ もともと対になる曲だから、破壊力が凄いです！ ってゆーか、ねぇねぇどこに仕込んであったの？ キャノンがこの時だけグラサンしてたけどどこに仕込んであったのソレ！？ 芸が細かいよホントにヽ(^o^)丿 しかし思い返せば、去年のREC OK! TOURはずっとグラサン装着してライブしてたんだからなんか不思議なハナシ！！
８．Strike the sun
…ここでやってくれたの、嬉しかったなぁ。胸を引き裂かれるような強烈な切なさにやられた。この曲を聴くと、私は秋の枯れた色に染まった草原を思い描く。遠くで鐘が鳴っている、夕暮れ。大好きです。
