ぽぽぽ?(仮)

日々もろもろ。

もう1度長い話をしよう②

BUMP OF CHICKENが大好きだった。

過去形で書くのが正解なのかは分からない。今も彼らの音楽を日常で聴くし、でもここ2年間くらいの新譜は実際あまり聴かなくなってしまったなとも思う。眠れない夜にひたすら『ユグドラシル』を聴いていた18歳の私が今の私のこの言葉を聞いたらどう思うだろーか。あれはでもやっぱり、とんでもないアルバムだったよ。

先日、彼らの映画を観てきて、藤原さんが東京ドーム5万人を前にたった独り、独白のようなMCをするシーンを観てゾッとした。藤原基央は私のヒーローで、最初に愛したバンドマンで、そして今なおやっぱりヒーローだった。その5万人の中に私がいてもいなくても、彼は圧倒的なヒーローで在り続ける。それでこその、藤原基央


渡會将士が、嫌いだった。

これは過去形でしかあり得ないのだろーなと苦笑するよね(笑)。FoZZtoneに出逢ったのはbay fmで日曜深夜3時というかなりな時間帯に現在も放送されているBUMP OF CHICKENのラジオ番組「ポンツカ」の直前のタイミングに、深夜だけのパワープレイが流れる枠があって。そこで『平らな世界』が1か月間だったのかな、流れていたんだよね。その曲を聴いた時になんて美しい歌だろうと思ったのよ。

そのあと気になって、定期購読していた音楽誌とかで注意深くインタビューを読んでみたりもしたんだけど、で、だいたい渡會さんが喋っているわけですが、その雰囲気があまり好きではなかったんです(笑)。お互い幼かったですよね…。
だから、曲は好きだしライブも半年に1回くらいワンマンとかに行っていたけど、渡會将士という人間にはいけすかない印象を抱いていた時期が2年くらいあったし言っちゃえば竹尾氏も怖くて怖くて仕方なかったですし(笑)。

〝好きが嫌いに転じると怖い〟とはよく言いますが、私のこの場合は〝嫌いが好きに転じた〟わけでそれって本当に良かったなって最近特に思っていて。最初から好きで好きでどーしようもない! みたいなのでなくね。転じたきっかけはたぶん2010年の夏頃なんだけど、長い話はやっぱりすごく長くなりそうなので続きます!!



【歌詞つき】平らな世界(live ver) / FoZZtone[official] - YouTube


あらゆる想像に耐えうる心を養っておけと
誰かが言ったはずなんだ
どう転んでも未来だってさ