ぽぽぽ?(仮)

日々もろもろ。

2021年映画の旅①

ものすごい主観であります。
かなり偏った趣味だと思われます。ラインナップ的にも。「2021年に映画館で観た」作品を扱っています。ので、制作年度は準じていないです。あと、基本甘口評価でいきたいタイプです。

モンスターハンター
 ★★★☆☆
3月も末になって……今年に入ってから1回も映画館に行っていないことに気付き。あぁ、映画館でポップコーン食べながらどうでもいい映画観たい……という欲求が生まれまして、意気揚々と、こちら。
正直お話としては虚無()ってゆーか、1回トイレで席を立ったんですけど、もうものすごく安心して行けると言いますか。でもこうゆう物語をめちゃくちゃ摂取したくなる時が人にはあるのです。

JUNK HEAD ★★★★☆
これは、凄まじい。この作品に独りで7年間も向き合い、自分の創っているものに確信を持ち続けた、その精神力が何よりも凄まじい。
相当にクセが強いし、ダメな人はとことんダメだと思うんだけど、いやこれは中毒的にハマる人が出るのは非常によく分かる。そこまで突き詰めた世界観。めちゃめちゃ面白かったしグッときました。いつか続編が制作されたら是非とも観たいです。

ザ・ロック ★★★★☆
いやー、この作品をスクリーンで観られる日が来るとは……。
初めて観たのは中学生の時、テレビ放映(おそらく地上波初ってやつだと思います)でした。圧倒的娯楽大作ですよ、もう超面白かった。その感想は本当に今回も変わらない。やっぱり私は文芸作品なんかよりも根本的にはこうゆー映画がいちばん好きなんだと思いますよ(笑)。
それにしたって改めて観ると、やっぱりこの作品はエド・ハリスの映画ですよね。ハメル准将の悲しみの物語。始まってすぐに壮大な音楽を映画館の音響で聴かされながら、作戦実行の決断を下す准将が映し出されたらもう、それだけで映画館で観るという喜びを嚙み締められましたわ。あのクライマックスの発煙筒を焚く名場面ももちろん。あー好き!!

アンタッチャブル ★★★★★
以前の午前十時の映画祭で観て以来、2度目です。なので感想を書くのも2度目なので割愛いたしますが。
もう何も言うことは無い圧倒的名作。ショーン・コネリーに愛をこめて。

ノマドランド ★★★★☆
フランシス・マクドーマンドは自分を魅せる作品を自ら作り上げているのが本当にすごいとしか言いようがないですわね……。
放浪の生活というのはもちろん憧れる部分もあるけど、実像としてはやっぱり過酷なんですよなぁ。ただ、人生の最後に目指すべき場所に辿り着こうとする人々はとても美しいなと思いました。静謐な空気がいつまでも余韻を残す。

グリーンランド ~地球最後の2日間~ ★★★☆☆
これよ。こーゆーのでいいんだよ! ってやつです。
いやね、突っ込みどころは満載よ。ストーリーの詰めの甘さは超絶ヤバいともいえるんだけど(最終的に何でシェルターに入れてもらえたのかがまじぜんぜん分かんない笑)、ハリウッド大作なんて究極これでいいですよってやつです。ぜんぜん特におススメもしませんし、語り継がれるようなことは一切ないんだろうと思いますが、こーゆうのでいいんですよ!!(??) 

イージー★ライダー ★★★☆☆
長い映画史の中では、こういう異質な映画が生まれかつちゃんと評価されているのがすごいなぁと思った次第。
まさに衝撃的なラストなんだけど、そこに至るまでの筋がほとんどあってないようなものなのでそれが救いです。夢と自由の国のこれが連綿と続く現実なんだよなぁと思い知ります。

ロミオ+ジュリエット  ★★★★☆
やべぇ。こいつはやべぇ。
いや、やべぇ要素は山のようにあるんだけど、もう何がやべぇってレオ様の美しさが……!!!!!!
私この作品、初見なんすよ。1996年作品って『タイタニック』の前なのね、そりゃあ観てないわ……(『タイタニック』はぎりぎり映画館で観ました、当時小6)。やっぱりあの年代のレオ様って本当の本当に混じりっけなしのスターとしか言いようがない圧倒的な輝き。そのキラキラ感の前ではあらゆることが野暮ですわよ。
つまり言ってしまえば、レオナルド・ディカプリオのための映画です。度肝を抜く演出も、華麗な衣装も、けっきょくレオ様を前にしたら沈黙に等しいのですよ。時代だと思いますけど、ここまでの純粋なるスターってこの先はなかなか出てくることは無いのでしょうね。だって本当に、あの時はみんなが彼に魅せられて、彼のための華やかなる大作がハリウッドでたくさん撮られた。そういう、最後の時代だったのだと。
てゆーか、午前十時の映画祭の中では客層がめちゃめちゃ若い女の子が多くて、25年前のレオ様強すぎんか!?? って思ったけど、この美しさは普遍的過ぎるし若い女子に鑑賞していただきたいわよね……。

2001年宇宙の旅 ★★★★★
私は! ららぽーと横浜のTOHOシネマズの係の人に!! 言いたい!!!
スクリーン13で上映してくれてありがとう!!!!!
……こちらも数年前にIMAXで観ております、そーゆうパターンも増えてきたわね。もちろんその時のIMAXの大画面には及ばないわけなんだけど、でもこの作品を大きめのスクリーン13(しかも空間的にも横長な作りの!)で上映してくれたこと、本当に嬉しかったのです。これはそうゆう劇場でこそ映える作品ですから(ちなみに翌週は違うスクリーンになってました、1週目にがんばって行って良かった……)。
スクリーン13は旧プレミアスクリーンで、その頃は午前十時の映画祭御用達のスクリーンだったけど、コロナ禍で改修して収容人数を増やしたため、めっきり縁が無くなってしまっておりました。それもあって、今回ここで観られて嬉しかったよ~~!! もはやぜんぜん映画の感想じゃないけど、それは以前に書いたからさぁ~~~!!!

 
 
 
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