ぽぽぽ?(仮)

日々もろもろ。

坂東三十三所巡礼19日目 西明寺

2022年2月11日

㉚第二十番 独鈷山西明寺

……前日に、関東に雪が降りました(1か月くらい前にも聞いた話だな??)。
でも、その1か月前ほどは積もってないし、気持ち的に行くって決めちゃってあって決めちゃったときに行かないと行けなくなっちゃうので(気持ち的に)、めちゃんこ寒いな!?? って思いながら家を出ました!!!

でも言っても私の住んでいる神奈川はほぼほぼ積もっていなくて、まぁ大丈夫だろうと思ったんですよ。でもね、上野を過ぎたあたりで「大きめの雪にぶつかったんでちょっと止まりま~す」とか言って電車が一時停止した時はヒヤッとしましたよね! なんせこの後の真岡鉄道とかとの接続問題が重要なので……。

怪しい滑り出しだったものの、その後すぐに運転再開してくれて、予定していた乗り換えをサクサクこなして、お寺の最寄の益子駅に着いた時には日も高くなってポカポカとちょっと寒さも落ち着く陽気になってきました。ちなみにこの時点で自宅を出てから3時間半経ってるよ(^^) ……最寄り駅には着きましたが、お寺はここから4kmくらいの場所にありバスはありません。まぁ駅から4kmはちょろいよな!! ってことで雪の残る道を気軽に歩き出したんですけど。まぁ平坦な道はそれで良かったんですけど。

山に。山に差し掛かると解け残る雪の量は倍くらいになり、木や竹に降り積もっていたびっしょびしょの雪がどっしゃどっしゃと頭上から落ちてきて、それはもう、雪よりも雪・雨よりも雨みたいな……?(???) 頭が寒いからという理由で帽子をかぶっていたんですが、帽子が無かったら頭がぐしゃぐしゃになっていたと思われ、本気で帽子に救われましたわ……。

そしてずぶ濡れになりながら山門に辿り着いたものの(この時点で自宅を出てから4時間半が経過しています)、本当に滝だったのはお寺の階段だった……。足元もぐずぐず、頭上も豪雨、しかして辿り着いた雪をかぶった本堂はそれはそれは美しかった……。まごうこと無き、その日にしか見れないお堂と境内の姿にはやはり感動いたしました。

お参りを終え、御朱印をいただき、本当に有難いことにこちらのお寺さんには食事処が併設されていましたのでそちらでお昼もいただきました。見た目なんてことないざる蕎麦だったけど染みた……。そしてサービスで「観音様にお供えしていた果物です」と言ってデザートいただいた超感動した……。お客さんは私と、往きの道すがらに追い越された自転車のたぶんきっと大学生男子2人組。静かだけど静かすぎずでとても良かった。そしてまたびっしょびしょの山道を下り、4時間半かけて家路を辿るのでありました。

 
 
 
 
 
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A post shared by つるや あさみ (@asami1837)