ぽぽぽ?(仮)

日々もろもろ。

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

水の町とお城の思い出話

水の流れる小さな町が好きです。小道に寄り添うように水路が張り巡らされているような。せせらぎの音が草木の香りを運ぶような。旅とも何とも例えようも無く津々浦々を歩いてきたけれど、心に残っているのはそんな小さな町のような気がします。もしかしたら…

偉大なるギャツビーによせて。

『グレート・ギャツビー』(野崎孝訳)を不意に読了いたしました。思いもかけずに。新潮文庫の100ページあたりのところに栞を引っかけたままにしていたのですが、昨夜はその紐を無視して改めていちばん初めからページを繰ってみました。そうしたら、そのまま…

私は文章についての多くを。

「僕は文章についての多くを…に学んだ。殆ど全部、というべきかもしれない」。村上春樹がそのデビュー作『風の歌を聴け』の冒頭で記したそこには〝デレク・ハートフィールド〟という、架空の作家の名が入るわけですが。私にとって人生で初めて小説の文体に衝…

「すべては、風と共に去りぬ」

というわけで本日も映画を観てきました。決めたからには観る、みたいなところは非常にあるわけです。『ティファニーで朝食を』、1961年、オードリー・ヘプバーン主演。今じゃあとてもこの演出はアウトだろうなぁというのが散見されてそこには時代を感じたん…

人生とスター・ウォーズなどという大層な

年末に思い立って『スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒』を観て以来、ずいぶん久方ぶりに定期的な映画館通いをしております。自発的に通うのは殆ど初めてかもしれない。たまにあの音響が恋しくなってなんとなく行ってたりはしたけども。『スター・…

どうしても書けないということについて。

やはりもう少しまとまった文章を書くべきなのじゃないかと思い立って、ここではない場所に下書きを書いていたのですが、どうしてもその文章の中に自分で魅力的なものを感じることができずに、けっきょくはこのまま筆は進まないのだろうなぁと思い、そしてま…