ぽぽぽ?(仮)

日々もろもろ。

坂東三十三所巡礼22日目 那古寺

2022年3月19日

㉝第三十三番 補陀落山那古寺

もうかれこれ1か月近く経ってしまいましたが……。
なんでこんなに時間が空いてしまったかというと、やっぱりね、八溝山のクライマックス感がヤバすぎたからだと思うのですね??

だって5時45分に家を出た前回から一転、今回は普通に朝7時過ぎに家出たし……、まぁ3時間電車には乗ったけど駅から20分平地を歩いたらもうお寺に着いちゃって拍子抜けしちゃったし……。ほんとにね、八溝山基準になるとなにもかもがあっけなかった(笑)。こんなに簡単に結願しっちゃっていいもんなの!!??? ってちょー不安になった(笑)。

不安になったんだけど。納経所で年若いお坊様に今までの軌跡が記された御朱印帳をぱらぱらとめくられて、「結願ですね、おめでとうございます」っておっしゃっていただき。そうして結願印をいただいた御朱印帳を手にお寺の階段を降り、山門をくぐった時に、「あぁ、終わったんだぁ……」ってしみじみしてきました。ちょっと泣けてもきました。完全にコロナ禍の思い付きで始めた巡礼だけど、最終的には写経もするようになったし、今までの行動範囲だったら決して訪ねることのなかった土地を踏み、その地の観音様に手を合わせ続ける日々はその道を辿った過去800年の巡礼者たちの歴史の重みを感じるかけがえのない旅でした。

そう、帰りは電車に飽き過ぎて生まれて初めて東京湾フェリーにも乗りました。ほんと短距離の対岸が見えるフェリーなんだけど、フェリーはフェリーであるだけで異様に人の心をときめかせますね!! フェリー乗り場もちょー楽しいしね! 千葉県生まれだけど太平洋側だから、東京湾サイドのあの景色はとても新鮮でした。

そんなこんなで、2021年2月27日から始まった初めての巡礼の旅はこれにて完結です。1年とちょっと。短くも無いけど、ぜんぜん長くなかったね。でも今までの何回か書いた気がするけど、またこの道を辿りたいと思っています。そして30年40年後に、そこにまだ祈りが生きているのかを見届けたいとも思うのです。当面は機会を見ながら西国三十三所の歩を進めたいと思います。頃合いを見て秩父三十四所も。
ブログにしたためるかはちょー謎ですが……。でも人生において旅の持つ威力を噛み締めているので、このまま進んでいけたらいいと思うのです。

 
 
 
 
 
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2022年映画の旅②

ものすごい主観であります。かなり偏った趣味だと思われます。ラインナップ的にも。「2022年に映画館で観た」作品を扱っています。ので、制作年度は準じていないです。あと、基本甘口評価でいきたいタイプです。

スタンド・バイ・ミー ★★★★☆
確固たる“男の子の映画”。そしておそらく、少年たちが綿々と受け継いできたこの悲しみの形は、今の時代以降は段々と薄らいでいってしまうものなのだろうなぁとも思いました。
ゴーディとクリスの輝かしい悲しみはもちろん美しいんだけれど、テディの背負っている業の悲しみが胸に迫ってきました。そして何よりも、1人森の中でものも言わずに死んでいた少年の蒼白の顔が。

オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体- ★★★★★
地道に、堅実に、しっかり、ゆっくり、時に大胆に積み重ねていった歴史の一葉一葉が、最後の最後に一気に押し寄せてくる感覚を。派手ではない、押さえたトーンの暗い色彩と抑制された感情の果てに、観る者の心のうちから揺さぶってくる大波となるその感覚を。知らず知らずのうちに大号泣してしまいました、登場人物1人1人もとてもとても素晴らしかったです。
だけどたぶんいちばん胸を打たれたのは、偽りの名前と家族と愛を与えられて暗い海に放られた彼の墓石の実際の映像であり、墓碑銘でした。歴史はかくも重い。

ナイル殺人事件 ★★★★☆
オリエント急行殺人事件』の時は思わなかったんだけど(あれは特殊だったので……)、当たり前なんだけど、殺人事件が起きると誰も幸せにならない(笑)。ので、いやー、しんどかった!!(笑) 面白いし引き込まれるんだけど、原作読んでないから連続殺人って知らなくて第2第3の殺人が起こった時はもうメンタルやられたね!!(笑)
ジャッキー役の女優さん(エマ・マッキー)がめさめさ魅力的だったんだけど、日本語のウィキペディアが無いからたぶんこれからの方なのでしょう! てゆーか女性陣はみーんな個性が際立ってて素敵だったな! エレキギター鳴らして歌うサロメの蠱惑さよ。

ゴヤの名画と優しい泥棒 ★★★★★
基本的に超絶コメディなんだけど、めちゃくちゃ笑ったけど、最終的にもう泣けて泣けて仕方なかった……。全員が全員、良い味出しすぎでしょう……。
そしてこれは本当に本当の超ネタバレなんですけど、実際に犯行に及んだのは現実においても息子だったってことでよろし?? 企画原案が実のお孫さんということなので、たぶん本当の本当なんでしょうけど。

アンチャーテッド ★★★★☆
これよこれ! ハリウッドって言ったらコレ!!! ってゆー快作でしたわね!!!
まぁ古き良きトレジャーハンターものを現代的にスピーディーに描いてくれてて、ストーリーとしてはめでたしめでたしになるのが見えてるので安心感すごいし、だから加えて爽快感すごしです。やっぱりこーゆう映画の定期的摂取必要だよね!!
そんでもって是が非でも続編作りたいよ! ってゆー思惑が全開のラストも嫌いじゃないむしろ好き(笑)。クロエの不二子ちゃんっぷりも大好き(笑)。そんでもって、字幕翻訳が炸裂しててちょー良かったな!!(笑) 「爆イケ」って翻訳、まじ拍手喝采よ(笑)。

シラノ ★★★☆☆
あーもーロクサーヌ気付けよぉ~~!! ってゆーかシラノもフランソワもやり方間違えてるって気付けよぉぉ~~~!!! ……って思いながら観てました(笑)。超絶フランス的物語(英語喋ってます)。誰1人として幸せにならんかったあたりもな……、悲しいなぁ……。
世界観はめっちゃくちゃキュートで好きです、ラストシーンでロクサーヌが着てたドレスちょー可愛かったな! 彼女がどうゆう身分の女の子なのか最後までよく分かんなかったけど(笑)。

グラディエーター ★★★★☆
22年ぶりに観ました……2000年の初封切り時に劇場で観ておりますもので……。
冒頭の麦の穂に手をかざすあのシーンで「ああぁぁぁああああぁ!!!」って記憶が蘇ったから、初めて観た時は何とも思ってないように感じていたあのシーンが本当に象徴的だったんだなって思い知ったと同時に、クライマックスは覚えがあったんですが途中の展開忘れすぎてて、ホアキン・フェニックス演じる新皇帝がゴミ過ぎて笑っちゃった(笑)。愛されたいと誰よりも願い叶えられること無く卑屈な野心に落ちていくあの粘着質な感じは本当に悲喜劇としか言いようがない。
そんで最初に観た時(※当時中学生)は「???」だった闘技場でのラスト、あーそうゆうことかって気付いたら、まじ皇帝味方皆無じゃんって思って切なくなっちゃったけどやっぱりゴミ(爆)。志は果たされるけどでも救いがないっちゃなくて、でもだからジャイモン・フンスー演じる剣闘士仲間が生きて再び故郷への帰路についてくれたことにめっちゃくちゃ救われました。
あとはホント、序盤から音楽ヤバい。重厚な弦の音色を聴くと、やっぱり映画音楽ってこうでなくちゃって思います。

アンネ・フランクと旅する日記 ★★★★☆
アンネの日記』は、未読です。だからキティーという女の子のことも、この映画で初めて知りました。
アンネの日記』は読んでいなくとも、アンネの辿ったその運命を知らない者は無く、その彼女の人生と言葉に託して抉られる、変わることのない世界の罪。ものすごく社会派だけど、それは物語だけに与えられた力で会って、なおかつアニメという表現方法がそれをさらに確固たるものにしている。過去と現在と、そして永遠の今から1年後の世界の物語。

ガンパウダー・ミルクシェイク ★★★☆☆
まぁよくある話は話なんですけど、図書館司書然とした女性がマシンガンぶっ放してるのは大好きです(笑)。アンジェラ・バセット演じるアナ・メイ筆頭に、みんなカッコ良いですし、何よりもクロエ・コールマン演じるエミリーの落ち着き払った存在感よ。「あなたは引き金を引いただけ。誰かに命令されたんでしょう?」って、まさしく真理。

 
 
 
 
 
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坂東三十三所巡礼21日目 日輪寺

2022年3月12日

㉜第二十一番 八溝山日輪寺

お寺には様々な山号が付いております。この坂東の三十三のお寺にも色々な山号が付いていまが、実際に寺が建つ土地の山名であったり仏教用語から引用したものであったり、その由来はそれぞれです。その中にあって、“八溝山”の山号を冠する第二十一番日輪寺。紛れもなく茨城県最高峰(山頂は福島県)八溝山の八合目に位置します。それはつまり、登山――。

朝ね、家をね、5時45分くらいに出たのね。そんでね、6時6分発の電車に乗ってね、その後ひたすらに電車を乗り継いでね、水郡線常陸大子駅に辿り着いたのが10時39分。駅前のロータリーで蛇穴というこれ以上バスの終点ドン詰まりに相応しい地名ある? ってゆう行き先表示のバスに乗り込み、その蛇穴に着いたのが11時30分。家を出てから5時間45分……(白目)。ちなみにバスの乗客は途中で降りた地元のおばあさん以外の3人は、完全に登山スタイルのおじさん1名と、それよりライトな装備のおじさん1名(バス下車の際に運転手さんに日輪寺まで行く登山道を訪ねていたため、巡礼者と知れる)、そして私……。

気候は温暖、風も穏やか、これ以上の登山日和は無い! 私はこの日が来るのが怖くて仕方なかったが、コンディションは最高だ!! これはマジでずっと自分に言い聞かせていたのだが、案ずるより産むが易し……とぶつぶつ頭の中で呟いていたよ産んだこと無いけど!!!

とにかくここまで来た以上は意を決して登るしかない。山頂の神社の鳥居を一礼してくぐり(だけど山頂までは行かない行けない)、一歩を踏み出します。最初は舗装路を少し行った後、ショートカットで登山道に入ります。登山道序盤で本格装備のおじさんに先を譲って、早くもぜーぜー言いながら登りますが、登山道自体とあと山もとても整備されていて明るいです。国有の杉林が大部分で場所によってはきれいに伐採されていて眺望も開け、間伐もしっかりされて下草が生い茂っているようなことはないです。まぁ、ぜーはー言いながら登ってるんですけどね……。

事前に調べて「おそらく熊は出ない」と出てきて、確かに熊出なそうだなって雰囲気の山ですが、すれ違った数名の登山者の方でクマ除け鈴を下げている方はいらっしゃいましたね。あとここを道と呼んでいるんですか?? っていう箇所は散見されました。通れるよ通れるんだけどこれは道なんですか角度的にさ、崖では……???

そんな前半の登山道を休み休みでもなんとか予定通りのペースで乗り切り、1度舗装路に出た後、日輪寺へのショートカット登山道に入ります。前半の登山道は場合によっては距離的には遠回りになる舗装路の方を行ってもいいと思うんですけど(やっぱり舗装って偉大だなって思い知りましたよ私は……)、ここは必ず登山道に入らないとなりません。迂回舗装路で回り込むとおそらく帰りのバスに間に合わないかと思われます。この登山道は杉じゃなくて自然林になります。そんでもって沢を越えなければならないので1度下って再度登るという鬼畜コースです。往きの下りの段階ですでに「これ帰りも登んなきゃいけないじゃん……」って絶望的になりましたね!! ちなみにこの下りで巡礼おじさんを追い抜き、登りで抜き返されます(驚異のペース変わらない巡礼おじさんの正体は帰りのバスで判明します)。

息を切らして。立ち止まり、休み休み。日輪寺に辿り着いたのは午後1時30分。予定通り!!!! やったー!!! ってゆーかもうホント、ホッとした。安心しましたよ。最後の登りちょーしんどかったなぁ……。ほうほうの体で本堂に辿り着きましたら、ちょうど巡礼おじさんが先に入られたタイミングで、ご住職が出てきてくださって「どうぞ~」と言ってくださったので本堂にお邪魔して参拝して納経いたしました。巡礼おじさんは隣で読経されておりました。

巡礼おじさん(呼び方)が御朱印をいただかれたのに続いて、私も御朱印をいただきます。ご住職に天気が良くて良かったねぇとおっしゃっていただきましたが、ホント天気予報とにらめっこの1週間でした。私とか特に山道素人だから、こんな穏やかな春の日じゃないととてもじゃないが太刀打ちできんかったよ……。辿り着けて良かったよ……。相次ぐ火災によって今でこそ八溝山の中腹にポツンと建つ小さなお寺ですが、江戸時代には水戸光圀公の支援も得て大伽藍を擁したとの記録もあり、栄枯盛衰の果てにそれでも1,000年以上も場を繋いできたというその歴史の重みに触れるために、私自身は歩を進めているんじゃないかと思うのです。それと同時に、いずれ坂東三十三所巡礼2周目したいんだけどこれもっかいやるん……?? それ以前にバスが廃線になったら一巻の終わりだけど!!(大いにあり得るんだなぁ……)

午後2時前の暖かな日差しの差す、お寺の近くのいい感じの土手に腰を下ろし、持参したおにぎりを食べて昼食を済ませ、そうのんびりもしてらんないので復路開始です。でも往きの段階で憂いていたあの登り部分以外は超絶快適! 1度舗装路に戻った後は登山道に入らずに、そのまま距離はかかるけど舗装されている道をスイスイ下ります。ほんとにね! 舗装って偉大だからね!!! ただしところどころ「これ昨日今日で落ちたね?」ってゆー、軽めの落石(と言ってもこぶし大より大きいのもザラにある)があっちこっち転がってて、これはこれで危ないですね?? とゆーか、昔のひとこんなところに大寺院を築き、そんでもって参拝する人とかどうしてたん……?? 八溝知らずの偽坂東の言葉を身をもって感じましたわ……。

往きは2時間かかりましたが、帰りは1時間半で麓の鳥居まで帰ってきて一礼。その後、往きと同じメンバーでバスの中で出発までの時間を待っている間に巡礼おじさんと少しお話をしたのですが、「来週からお遍路を再開するので、その前哨戦で体を慣らすために八溝山に来た」とおっしゃっていて、マジかよ……ってなりましたね!(笑) 四国八十八ヶ所ですか……、無理です……(笑)。でも坂東は日輪寺が11か寺目ということで私の方が先輩でしたので(なんせついに次回で結願ですから!!)、色々と情報交換などもいたしました。やー、車道が通じているお寺を2時間登山して参拝する方はやっぱりすごかった……。私は他に交通手段を持たないだけなんで……。

帰りのバスは直前にダイヤ改正が行われたため16時ちょうど発。常陸大子駅に着いて上り電車との接続バッチリでスムーズに帰宅でき、帰宅したのが21時半!!!(爆) いや、ほんと、スムーズだったんですよ……。最近「湯船にお湯を張れないのは疲れているからだ」みたいな文章呼んだんですけど、この時の私はもう疲れ果てて「何が何でも湯船に浸かりたい……!!!!」という圧倒的な願望を抱いて帰り着いたので、疲れの最終形態は浴槽にお湯を溜めるほどに疲労困憊なんだなと思いました!! ちなみに翌日(これを書いている今日)も「湯船……!!」って思いながら生活していました(もう入りました)。筋肉疲労は心地よいですね全身痛いです!!!

ほんと、今までもずっと祈っていたけど、かつてないほど切羽詰まって観音様に旅の無事を祈り倒したお参りでした。無事のお参りをありがとうございました……!! 八溝山を越えた私はもう無敵な気分ですが油断禁物ででも楽しんでいきます、来週結願予定だよ!!!

 
 
 
 
 
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坂東三十三所巡礼20日目 長谷寺(白岩観音)

2022年3月6日

㉛第十五番 白岩山長谷寺

18きっぷの季節に、なりました。
ちょど1年前もそんなことを言っていて、始めたばかりの巡礼の初遠出で群馬の水沢観音に行ったのですが、1年後も残ったもう1か寺の群馬、白岩観音に向かいます。今回は雪とか無いからちょー快適!

快適なんですが、ひとつ注意点。坂東三十三所巡礼の公式サイトの長谷寺のページに「法事等で御朱印を授与できない場合があります。事前に確認してください」とあったので、前日にめちゃくちゃ頭が痛い中(たぶん気圧)お電話いたしました。ら、1回目の電話で誰も出ず不安になり、1時間後くらいに再度電話しましたらすぐに出ていただけて「あ、明日は大丈夫ですよ~~」とご返答いただけましたので、これで安心してお参りに出かけられるというものです! 頭痛は治った!!

高崎駅からバスで30分くらい。そしてここもバス停から3kmくらいの書き方だったんですが、実際私はちょっと迷いつつの往きで40分くらい、バス停までの往路は30分くらいで着きました。グーグルマップが変な迂回路出してきたんですが、最短の道で行けばきっと2kmくらいなんだと思われます。なんか過酷な旅を越えてきたため、すごいあっけなかった……。いやもう、有難い、有難いですよ。

ちょっと迷いつつよく分からないあぜ道に迷い込んだりしつつも梅が咲いてて綺麗だなとか思ってたら着いた長谷寺。本堂は新築ピカピカでキレイ!! 本当にこじんまりとしたお寺なんですけど、お参りして写経も納めて(今年に入って写経始めました)、そしてこちらもキレイな拝受の受付で無事に御朱印のご対応いただきました。良かったぁ~~。

それで颯爽と30分でバス停まで戻って予定より1本早いバスに乗れて(ちなみにこのバス路線はそれなりにお客さん乗ってました、6-7人くらい)、高崎駅に戻ったらちょうどお昼時で何食べよ~とうろうろしてたら水沢うどんのお店を発見!! 1年前に覚えた水沢うどん! お前ちゃんと駅にもいるんだな、立派だぞ!!! ……というわけで、水沢うどんを食べました。現地で食べたものよりずっと安くて豪華だったので「??」と思いつつ超絶有難くいただきました。今回の旅のキーワードは「有難い」ですね! ブロッコリーの天ぷら初めて食べたけど美味しかったなぁ。

そんなわけで1年前より群馬にも巡礼にもバスの乗り方にも成長がみられた2回目の群馬でした。次回、覚悟の八溝山です。乞うご期待!!

 
 
 
 
 
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坂東三十三所巡礼19日目 西明寺

2022年2月11日

㉚第二十番 独鈷山西明寺

……前日に、関東に雪が降りました(1か月くらい前にも聞いた話だな??)。
でも、その1か月前ほどは積もってないし、気持ち的に行くって決めちゃってあって決めちゃったときに行かないと行けなくなっちゃうので(気持ち的に)、めちゃんこ寒いな!?? って思いながら家を出ました!!!

でも言っても私の住んでいる神奈川はほぼほぼ積もっていなくて、まぁ大丈夫だろうと思ったんですよ。でもね、上野を過ぎたあたりで「大きめの雪にぶつかったんでちょっと止まりま~す」とか言って電車が一時停止した時はヒヤッとしましたよね! なんせこの後の真岡鉄道とかとの接続問題が重要なので……。

怪しい滑り出しだったものの、その後すぐに運転再開してくれて、予定していた乗り換えをサクサクこなして、お寺の最寄の益子駅に着いた時には日も高くなってポカポカとちょっと寒さも落ち着く陽気になってきました。ちなみにこの時点で自宅を出てから3時間半経ってるよ(^^) ……最寄り駅には着きましたが、お寺はここから4kmくらいの場所にありバスはありません。まぁ駅から4kmはちょろいよな!! ってことで雪の残る道を気軽に歩き出したんですけど。まぁ平坦な道はそれで良かったんですけど。

山に。山に差し掛かると解け残る雪の量は倍くらいになり、木や竹に降り積もっていたびっしょびしょの雪がどっしゃどっしゃと頭上から落ちてきて、それはもう、雪よりも雪・雨よりも雨みたいな……?(???) 頭が寒いからという理由で帽子をかぶっていたんですが、帽子が無かったら頭がぐしゃぐしゃになっていたと思われ、本気で帽子に救われましたわ……。

そしてずぶ濡れになりながら山門に辿り着いたものの(この時点で自宅を出てから4時間半が経過しています)、本当に滝だったのはお寺の階段だった……。足元もぐずぐず、頭上も豪雨、しかして辿り着いた雪をかぶった本堂はそれはそれは美しかった……。まごうこと無き、その日にしか見れないお堂と境内の姿にはやはり感動いたしました。

お参りを終え、御朱印をいただき、本当に有難いことにこちらのお寺さんには食事処が併設されていましたのでそちらでお昼もいただきました。見た目なんてことないざる蕎麦だったけど染みた……。そしてサービスで「観音様にお供えしていた果物です」と言ってデザートいただいた超感動した……。お客さんは私と、往きの道すがらに追い越された自転車のたぶんきっと大学生男子2人組。静かだけど静かすぎずでとても良かった。そしてまたびっしょびしょの山道を下り、4時間半かけて家路を辿るのでありました。

 
 
 
 
 
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坂東三十三所巡礼18日目 満願寺

2022年1月29日

㉙第十七番 出流山満願寺
こちらのお寺さんは、現時点で私に残されたたった1か寺の「直通の交通手段が存在するライトなお寺」の位置付けでした……栃木駅に着くまでは。

極寒の栃木駅コミュニティバスのバス停で孤独にバスを待ち、来ないな……と不安になりまくっているところにやってきたバスに乗り込んだら、運転手さんに「どこまで行くの?」って訊かれ「出流山」って答えたら「このバスじゃないよ」って言われ(確認してくれてマジでありがとう運転手さん……)、更に待つこと数分、今度こそ出流山行のバスがやってきたのでようやっと乗り込み、信じがたい格安一律料金200円(栃木市ありがとう)を支払っていざ出発! もちろんこの時点で客は私1人だよ!!

その後、2人くらい乗ってきて当然のように2人とも先に降りて行ったんですけど、バスが走ること1時間。出流山、石灰の山なんですね。こういうのも本当に行ってみないと分からない。土曜日に行ったので立ち並ぶ工場は普通に稼働しているようで、世の中には色んな職場があるんだなぁって思った次第。一面真っ白。小学生の頃に校庭にライン引きまくっていたあの白い粉(言い方)は、こういうところで産出されていたのね。

石灰工場群を抜けて、緑が戻ったらすぐさま満願寺。この時点で自宅を出てから丸4時間(白目)。ライトじゃない……。山道1時間も走って200円でいいっていう栃木市には改めて感謝なんだけど(民間のバス会社だったら普通に1,000円はかかる距離)、4時間の移動って冷静に考えてヤバヤバやん……。疲れたしお昼時だしお蕎麦が名物らしいからお蕎麦食べたよ……。手前のお蕎麦屋さんがこの世の終わりなくらい混みまくってて、いや私はこっちのひっそりしたお店で大丈夫です店構えもキレイだし……って入ったお店で天せいろ食べました、美味しかったです。ゴハンを食べるところがあるっていうのが本当に有難いよおぉぉ……。

さて。いよいよお参りです。と言ってもここまで辿り着ければ本堂はすぐそこです。するするとお参りを済ませます。で。で、ですよ。なんで満願寺をここまで残しておいたかっていうと、奥の院への道が台風で崩落して長らく通行止めになっていたんですけど、整備が終わり晴れて今年から再び奥の院へ詣でることができるようになったのですよ。ですので本堂裏から奥の院に向けて出発です!

……出発してすぐさま、「これは道じゃなくて沢登り!!!」って思いましたね! トレッキングシューズで来て良かった、それくらい靴底がしっかりしてるのじゃないとキツイ……。見事なターコイズブルーのロングコートのご婦人がいらしたんですけど、足元がヒールでうえぇぇ~~!? って思ってたら、ちょっとお話したんですけど「途中で裸足になったのよ~ほほほ~~」って仰ってて、ひょえ~~~でございます……。こないだ久しぶりにヒールのブーツ買ってやっぱりヒール楽しいなぁって思ってきゃっきゃして履いて映画館行ったけど、翌日ふくらはぎちょっとおかしかったのが私ですよ……。ヒール履きたいんだけど、外反母趾なのとあと自宅回りが坂だらけなのと、行く場所があまりにも山なので履く機会無さ無さでございますわよ……。

そんなこんな、無事に奥の院までお参りして、帰りのバスの時間まで最初は日陰のベンチに座ってたけど寒すぎて日向をうろうろしてたら運転手さんが早めにバスに入れてくれた大感謝……。今回に限ったことではないんだけど、私はバスの運転手さんに助けられて巡礼を続けていられます!! 無事に来た時と同じだけの時間をかけて帰宅いたしました。いよいよ坂東三十三所巡礼も佳境でございますね!!

 
 
 
 
 
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2022年映画の旅①

ものすごい主観であります。かなり偏った趣味だと思われます。ラインナップ的にも。「2022年に映画館で観た」作品を扱っています。ので、制作年度は準じていないです。あと、基本甘口評価でいきたいタイプです。
てゆーか2022年ってやばいな、、、未来。

キングスマン:ファースト・エージェント ★★★★☆
キングスマンです。終演後に若い男子が「ぜんぜん別物だったね」って話していたように、前知識なしでいけましたね!!(時代が全く違うからね) ただ、第1次世界大戦前後のヨーロッパ政治事情は頭に入れてあった方が相当ラクだと思われ。サラエボ事件の前知識は必修科目です。
私もやっぱり途中まで息子の成長物語なんか? って思わされてたクチですけど、ファンタジー色の強い映像の中で西部戦線の画面だけが妙に生々しく迫ってくる作りになってて、あぁぁって思ってたら悲しい……。でもこれが無かったらものすごく普通の話になっちゃってたよなぁとも思います。ポリーいちばんカッコいいよね。
てゆーかラスプーチンが割かしあっさり倒されてたけど、ラスプーチンってどんなにフィクションが禍々しく描こうと努力しても、結局はWikipediaに載っかってるあの写真1枚のが圧倒的にヤバすぎて超えられないからこれはもう本当に皇帝一家が惑わされても無理はあるまいよ……って思いますわよね。

シカゴ ★★★★☆
2002年作品ですが、確かにこれは古き良き時代の最後の輝きなのかもしれない。この、細かいことを気にせずに(それはとりわけ社会に多種多様に蔓延る差別的な部類のことであって、むしろそれに敢えて触れないことで喚起させる作用があるんだけど、それが制作側が意図したことなのかは不明です)、超絶軽率(まさにスナック感覚)に人を殺したことからポップな音楽と派手に魅せてくるダンスに乗せて転がり出す圧倒的にスピーディな物語。最後の最後のステージの華やかさ、人殺しであるということを一点の迷いなく自身のネームバリューに利用して力強くステージに立つロキシーとヴェルマの姿の爽快さ。彼女たちをスターダムにのし上げた大衆への皮肉があるのかどうかもよく分からない華麗さ。
てゆーかレニー・ゼルウィガーってこんなに可愛かったんだな! キャサリン・ゼタ・ジョーンズの存在感は圧倒的、そんでもって出てきてすぐ「あ、リチャード・ギアやん」って分かるリチャード・ギアよ。役者マジ豪華、そう、これが古き良き時代。

ハウス・オブ・グッチ ★★★★☆
レディー・ガガがハマり役過ぎるでしょ……凄まじいわよ……。そんでもってアダム・ドライバーなんでもできるなこんな可愛いことある……??
話としてはめちゃくちゃ長いし、展開がけっこう唐突でいつの間にそんなことになってんのかよく分かんない箇所がいくつかあったんだけど、まーあ役者がすごかった。あの演技合戦だけでもう満足できちゃう。ジェレミー・アイアンズ永遠に激渋だしアル・パチーノのうさん臭さは名人芸。ジャレッド・レトの変身ぶりはほんと驚異。一見の価値ありでした。このレディー・ガガの説得力ったらないから!!
トコロデ。リドリー・スコットこないだフランスが舞台で今回はイタリアが舞台で、当然のように作中はみんな英語で話してるんだけど、日本人が観てても時々違和感あるんだけどアメリカ人的にもフランス・イタリア人的にもどうなんすかね(笑)。

天使にラブ・ソングを… ★★★★☆
笑って泣ける、とはまさにこの作品のためにあるような言葉だな…って思いました。ちゃんと観たの何百年ぶりだろう……というかたぶん、字幕で観たの初めてで、エンドロール観たのも初めてなんだと思います。ずっとTV放映の時とかに観てたからね。

コーダ あいのうた ★★★★☆
あるいは少しまとまりすぎているかもしれないし、箱庭すぎるかもしれないけれど、ただ圧倒的に美しく光り輝いてそこにあるなぁと思ったのです。
ルビーが「もっと醜く!」と叱責されて発声した歌の美しさの説得力。異物的になりかねないようなキャラクターのベルナルド先生がなんだか分からんが超絶良かったな……。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イブニング・サン別冊 ★★★★☆
この不思議に可愛くて残酷で甘くて苦い、とんでもなく素敵な世界観の作品を観て最初に思い出したのは、高校生くらいの頃に雑誌で読んだ吉野朔実さんのオムニバス短編(今タイトルを調べまくったんだけどびっくりするほど出てこない。実家に切り抜き合ったかな……)で、そういえば吉野さんて今どうされてるんだろうって思ったら数年前に亡くなっていて、なんかそこまでの一連の出来事ぜんぶひっくるめて映画のこの世界観みたいで、私はずっとこういう宝石のような物語に助けられて歩いてきたんだなって思いました。
フランス語の映画は何本も観たけど、こんなに美しい言葉なんだって思ったのは初めてかもしれない(基本言語は英語で、フランス語を特にそういうものとして描いているからだろうけど)。エンドロールの文字の流れもだし、あんなに美しい字幕を観たのは初めて。
印象的な台詞がそこここに散りばめられていてキラキラしていて、でも「私は異邦人だから」ってゆう、あの一言の威力が凄まじかったな。

ファーゴ ★★★★☆
なんかずっと難しそうな映画だなぁと思って観ていなかったのですが、今回初めて観た感想は「分かるけど難しかったな……」ですね!! やーまぁ今回も町山さん解説回を観たのでそれが無かったらホントにあの日系人のひととのシーンの意味とか理解できんかった自信しかない……。読解力の無さ……。
序盤からバンバン人が死ぬし、最初からどうしようもないくらい簡単な理由で殺しまくってるんだけど、さすがに粉砕機に頭から突っ込んで死体処理してるのは確かにもはやどうしようも無さ過ぎてちょっと笑っちゃったわよ。それこそが実際にあった事件のエピソードって聞いて、現実ってヤバいんだなぁ……。ほんと、あるいは愚鈍であるかもしれないノームという人格による物語の救済。

エスト・サイド・ストーリー ★★★★☆
これはもう、アニータだよ。アニータの映画だよ。
ツライ、やーあ途中の名曲で彩られたキラッキラのミュージカルシーンには本当に心躍ったけど、結末を忘れるくらい胸弾ませたけど、あーでも本当に最後は辛かった。知ってて観てても(知ってるからこそ?)辛かった。そして結果的には本当にアニータ(アリアナ・デボーズ)の人生の物語だった。彼女の存在感と悲哀は凄絶。
それにしたってトニーとマリア唐突すぎんかった??(笑) そーゆうもんだって分かっちゃいても、「はっや!!!!!!」って心の中で叫んだよ!??(笑)

355 ★★★★☆
予告を見る限りもっとライトでポップなのかと思ってたら、骨太で辛かった……。いやでもだから想像していたよりずっと良かったです。ちゃんとお約束みたいなスパイ大作戦ももちろんあって、出てくる各国民族入り乱れスパイは皆さま超絶美しいです。みんなあれでだいたいアラフォー以上なの驚異だぜ……。
なので5人のスパイのキャラ立ちも美貌も素晴らしく、予告とかポスター見る限りでは私もやっちゃうョ☆ みたいなつよつよオーラ満載のペネロペ・クルスが(なんせペネロペ・クルスですし)、結果巻き込まれただけのぜんぜんスパイじゃない役回りで可愛かったです(笑)。
 

 
 
 
 
 
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