ぽぽぽ?(仮)

日々もろもろ。

2017年映画の旅④

ものすごい主観であります。
かなり偏った趣味だと思われます。ラインナップ的にも。「2017年に映画館で観た」作品を扱っています。ので、制作年度は準じていないです。あと、基本甘口評価でいきたいタイプです。

昼下りの情事 ★★★★☆
17年ぶり(推定)に観たんですけど! こんなに面白かったんだ!!!
…ってゆう(笑)。や、もうホントに面白かったです。中学生の頃に観た時は絶対にこんなに笑ってないもん(笑)。ただねー、ゲイリー・クーパー演じるフラナガン氏がおじさん通り越しておじいちゃん味がすごくて。もっと色っぽい女優さん相手ならこの歳の差もいいんだけど、オードリーの少女感を相手にするとほんとにもうおじいちゃんだよね(笑)。モーリス・シュヴァリエ演じるお父さんがべらぼうに素敵でした。いやぁ、ほんとに面白かった(笑)。

おしゃれ泥棒 ★★★★☆
こちらは初見。この頃になると流石にオードリーもオトナなエレガントさ。で! こっちのカップルは超イイ!! ピーター・オトゥールとの組み合わせがとってもバランス取れてる!!(ただし、コメディとしては『昼下りの情事』がよく出来過ぎてるくらいなので) ぜんぜん内容知らなくて、ファッションの話かと思ってたら本当に泥棒する話でちょっと笑ってしまった(笑)。や、相も変わらずオードリーのファッションはえげつないんだけど(笑)。

エル ELLE ★★★★☆
この映画は…圧倒的に異質だ……。向かう先の見えない異様なストーリーを支える、美貌のイザベル・ユペール(64歳!!!)の圧巻の演技。迫真とはまさに。得体の知れない大きなものがひたすらうごめく。訳が分からない。ただ、とにかく魅せる。すっかり呑みこまれて、観切った。そんな異形の1作。

ダンケルク ★★★★☆
極限までシンプルに。説明も、台詞も排除して。海岸と海の1日。空の1時間。
空。IMAXの画面いっぱいに映された、あの美しい空。川原由美子さんの『ななめの音楽』という、第2次大戦中の夜間空戦を題材にした漫画があるのですが、その作品とリンクして、あぁ、つまりはこういうことだったのだって思い知りました。
燃料を絶やしながらも敵機を撃墜したスピットファイアパイロットが、翼を風に任せてドイツ占領下の浜辺に静かに着陸する。彼も含め登場人物たちは、決定的な台詞を口にすることは無く、その佇まいだけが雄弁である。だから代わりにここに引用するのは、『ななめの音楽』からの台詞である。
  ――ただ私は怒っているのよ。
    過ちをそのままに、空は今でも戦場なのだもの。

アトミック・ブロンド ★★★★☆
ソフィア・ブテラちょーーーお可愛かった!!! やーもー、シャーリーズ・セロンは有無を言わさずカッコいいんだけど! あ、でもセロンも前髪あるからちょっと可愛い感じで良いよね! あとこれは『フリーファイヤー』の時も思ったんだけど、クセのあるおっさん以外の男性陣の見分けが年々つかなくなってきてるんだけど、これは私の年齢のせいかな!? 鞄ひとつでベルリン入りしたはずのブロートンの衣装とっかえひっかえそんなに鞄に入らないでしょ!? も素敵でした!!

ブレードランナー2049 ★★★★☆
アナ・デ・アルマスちょーーーお可愛かった!!! やーもー、ハリソン・フォードぜんぜん出てこなかったね(笑)!! しかし良い物語でした。切ない、切ないね。ステリンのあの圧倒的な感受性の強さの描き方、素晴らしいなと思いました。

グロリア ★★★☆☆
鞄ひとつで衣装とっかえひっかえ…!!
しかし渋い。そりゃあもう渋い。現代の技術と演出とお金を投じた『アトミック・ブロンド』なんかに比べるとひたすら地味なんだけど(やってることは派手なんだけど)、この時代にこの激シブ中年女性ガンアクションを撮ったってゆうのはやっぱし凄い。もちろんかっちょいい。しかしガキがな~~~(笑)。憎たらしいのは良いんだけど、キャラがぶれてるように感じたのさ~~~(笑)。やはり、キャラ設定というのは大事でありますな!!
しっかしまぁ、ジーナ・ローランズの噛みごたえのある存在感にひたすら脱帽です。

オリエント急行殺人事件 ★★★★☆
原作は読んだことないし、旧作も観たことないしという、無知の風呂敷広げたような状態で観ましたのでね、それはもうハラハラドキドキしました\(^o^)/ 本当にね、種明かし知らなかったんです。だから、「あれ? これはもしかしてもしかすると…あー!!!」ってやってました(笑)。
いや~~封切り前に「スタイリッシュに蘇る」みたいなコピー見かけましたけどね、本当にまぁ舞台仕立ての如くにスタイリッシュでしたね。カッコ良い!!

スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ ★★★★☆
ルーク回でした。そして、図らずもレイア回にもならざるを得なかった。そんな、シリーズ中間地点。
ジョージ・ルーカスにとっての旧3部作って、ぜったい「黒歴史」だったと思うんです(笑)。黒歴史を払拭するために、もっと凝った設定を、もっと特殊な技術をって追い求めたのが新3部作だと思うのです。そして今回、「ごめんなルーカス! 俺たちは黒歴史が好きなんだよ!!」って感じです(笑)。笑けるほどスター・ウォーズ道を突っ走ってくれます。「こんな荒唐無稽でいいの!?」って方は、旧3部作を観返して欲しいなぁとささやかながら思います。冷静に考えたら酷いもん、アレ(笑)。
レイアに関しては、当初の構想ではきっと次回も出演する予定だったんじゃないかなぁと勝手に思います。けれど、キャリー・フィッシャーの逝去に伴い、物語は本当に新世代へと受け継がれた。ルークはジェダイなので、またあのアレで出てきてくれるんじゃあないかなぁと期待はしていますが。何より、マーク・ハミルは生きているのだから。あとほんとね、ヨーダがパペットで良かったよねってすごい思った(笑)。
……ルークとレイアが、差し込む淡い光を背景に向かい合って腰を下ろした瞬間、映像にエフェクトなんてかけていないと思うんだけど、あの当時の2人の、あの姿が見えたんです。もう本当に、なんてことだろうね。すごいね。あとね、その時だけね、ルークの衣装が黒だったんだよね。エピソード6へのオマージュだね。
このままいくらでもとりとめないこと書けるんだけどさ、ルーク・スカイウォーカーマーク・ハミルにしか演じられない人生であり、プリンセス・レイア・オーガナはキャリー・フィッシャーなくしては存在しないアイコンだったんだなってしみじみと思った1作でした。キャリー・フィッシャーのご冥福をお祈りします。

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2017年映画の旅③

ものすごい主観であります。
かなり偏った趣味だと思われます。ラインナップ的にも。「2017年に映画館で観た」作品を扱っています。ので、制作年度は準じていないです。あと、基本甘口評価でいきたいタイプです。

インセプション ★★★★☆
いや~~~、ものすっごい情報量でしたわ。新作閑散期に割安でIMAXリバイバル上映観れたのですごーい良かった。公開当時はまだ映画活動してなかったものでな…。でももっと最近にTVCMとか観た気がしてたけど、2010年作品なんですね。7年前かぁ。
しかしまぁあれですよ、マリオン・コティヤールですよ。何で観ても彼女のファム・ファタルっぷりは神がかっておりますな…。あの深い瞳はどーなっているの……。

リヴォルト ★★★☆☆
私にもそういう時期がありました。自分で物語を創っていた頃、〝敢えて明確な意図や正体の無い敵を登場させる、なぜなら敵の正体は大した問題ではなくてそれを通して描きたいことが別にあるからだ〟――それってちょー感情移入しにくい表現だったんですね納得ぅぅぅ!!!(推定7年越し/主人公が記憶喪失なのが事態を更に助長させてる気もする)
…敵さんのデザインが秀逸で(蜘蛛みたいなのは『マトリックス』っぽかったけど)、でも母船ちっちゃいなとか(『インデペンデンス・デイ』がでかすぎた)。「医者にしては銃の扱いが上手い」のはホントにただ軍医だったからなのかとか。あぁでもベレニス・マルローの低くて美しい声が印象的でした。インディペンデント感がぬぐえないのは映像技術とか演出とかそんなんじゃなくて、世界が危機に瀕してると言葉では言うけど舞台がワールドワイドじゃないというストーリーに起因していて(通信網が途絶えてる設定なので仕方ないんだけど)、なんかそーゆーの学ぶところが多かったです(笑)。やー、やりたいことは身に沁みてちょー分かるんだけど!!!(笑)

ハクソー・リッジ ★★★★☆
ヨーロッパ方面が舞台かと思ってたら、沖縄地上戦の話だったんですね。my 無知…。
アンドリュー・ガーフィールドに関しては世間的にはスパイダーマンの役者さんなんでしょうが、私はおそらくはこないだの『沈黙 サイレンス』で初見なので、その時は随分と老成してしまった若者な印象でしたけど、今回は最後まで青臭さくて強く逞しく生きてて素晴らしかったです。てゆーかドロシー役のテリーサ・パーマーめっちゃめちゃ美人さんね!! あとはもう、とーちゃん。とーちゃん(ヒューゴ・ウィーヴィング)な。先の大戦の悲劇を身にまとい引き継いでしまった人。
〝『プライベート・ライアン』を超える戦闘シーン〟って評があったけど、20年経てなお戦争映画の金字塔として技術・演出面で引き合いに出される『プライベート・ライアン』の凄まじさ。本作の迫真の戦闘シーンは本当に凄惨でこうあるべきであり、けれども1箇所での戦闘に絞ったストーリーなので割と観やすいと思います。『プライベート・ライアン』はねぇ、長い旅路だったからねぇ…。あれは私、たぶん中学生の頃に観てるんだけど、今回『ハクソー・リッジ』を観て敢えてもう1回観たいなとも思いました。あと、秋に『ダンケルク』ね。

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊 ★★★★☆
ジャック・スパロウってこんなにも活躍しなくて良かったんだっけ?? って思いました(笑)。え? 良かったの???(笑)
…パイレーツシリーズは、確か1作目TVで観て、2は観てなくて(断片的に観たかも)、3はTVで観て、4は映画館で観たけど今となっては一切思い出せなくて、で今作(無茶苦茶)。
もーね、オーランド・ブルームは今でもやっぱりカッコいいですね! ほっとんど登場しなかったけどね!! ジョニー・デップは今となっちゃもうよく分かりませんトリックスターばっかり演じるから(笑)。
3はちゃんと観てたからくるものありましたねぇ。しかし更に続き作る気なのだろーか? エンドクレジットの最後の最後までちゃんと観てね。いや、むしろ観なくてもいいのかもしんないな(笑)。

ディストピア パンドラの少女 ★★★☆☆
ゾンビものは! 当分観ません!! やっぱりゾンビ嫌い!!! だってちょー怖いんだもん!!!!(笑)
とゆーわけで映画におけるゾンビについて調べてみたのですが、1932年の『恐怖城』が最初とされつつもこの時点では人を襲い肉を食らう設定は無かったそーな。その後も多数のゾンビ映画が製作されるも、現在のゾンビのイメージを決定づけたのは1968年の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』だそうで…詳しくはウィキペディアで調べてね(笑)。
もーホント『バイオハザード』とかマジもう勘弁して!! って感じだし(どうでもいいですけど、あの終末世界にあってアリスのお化粧がいつもバッチリですごいなって…)、じゃあ何で観たんだよって話だけど、こんなにガチゾンビだと思わなかったんだもん!!(笑) ゾンビ怖いやだ!!!(笑) 去年観た『傲慢と偏見とゾンビ』は半ばコメディだったし、綺麗な女の子いっぱい出てきたしで、あれはね、大丈夫だったんだよ(笑)。

ボンジュール、アン ★★★☆☆
久しぶりに見ましたわ、〝翻訳:戸田奈津子〟。なんてこちゃない映画なんだけど、妙に芳醇な気持になれます。男性陣には全然心惹かれないけど(たぶん、観客がそう思うように誘導する多少の意図がある気がする)、ダイアン・レイン演じるアンが魅力的。とゆーか、最後のワンシーンに見せるあの表情。「あ、終わる? これで終わるんだね?? 終わったーーー!!!」みたいな(笑)。伝わらん(笑)。
フランス人がまじフランス人でフランス人だった(笑)。

ローマの休日 ★★★★☆
オードリーほっそ!!! オードリーほっそい!!!!
…って思いながら観てました(笑)。実に17年ぶりくらいに観た気がするローマの休日。当時の記憶は殆ど最後の会見のシーンだけしか残ってなかったんだけど、あの「どの場所もそれぞれに…ローマ! ローマです!!」って叫ぶ、あれね。観ればぜんぶ思い出す。“生まれながらの王女”って役柄だからこその、惜しげも無く高貴さを前に出すオードリーの気品(それを出せる彼女の偉大さ)。
60年前の映画観て、2017年の劇場内が笑いに包まれてるのってホントすごいよね。ほとんど満席でした。完璧なお伽噺。

少女ファニーと運命の旅 ★★★★☆
ファニーを演じるレオニー・スーショーの、泣きたいのをこらえ続けるあの表情。あんな、あんな表情。エリーを失った時に最初に見せる、到底演技とは思えない、誰もが身の内に覚えのあるあの迫真の。自らの足で走り続けた少年少女たち。そんな彼らを命がけで守ろうとした大人たち。圧倒的な悪意の森を抜けだし、国境へと駆ける彼らの姿が目に焼き付いて離れない。
時に。割と近所のミニシアターでも上映があったのですが、まぁそこの近くに行く用事も他にあったので日比谷のTOHOシネマズまで観に行きました。街の小さな映画館を応援したい気持ちもあるけれど、やっぱり大手チェーンは設備が良いよね…。同じ映画なら、やっぱり椅子も音響も良いところで観たいなってなってしまう。

ベイビー・ドライバー ★★★★☆
ゲッタウェイ』のようにはいかないのが2017年の良心なんだろうなぁ~って思いました。主人公のアンセル・エルゴート、ティーンエイジャーみたいに見えるけど、そうじゃないのね。麗しのリリー・ジェームズもティーンエイジャーみたいに見えるけど、もちろんそうじゃないね(ダーリン役のエイザ・ゴンザレスのが年下なのね)。
もうね、ケヴィン・スペイシー演じるドクと、CJ・ジョーンズ(情報がぜんぜん無い)演じるジョセフの印象がすんばらしかったです。とりあえず、観終わった後に勢いで5kmの家路を音楽(ハンガリーのバンド)聴きながら帰りましたね。ちょー疲れた(笑)。

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2017年映画の旅②

ものすごい主観であります。
かなり偏った趣味だと思われます。ラインナップ的にも。「2017年に映画館で観た」作品を扱っています。ので、制作年度は準じていないです。あと、基本甘口評価でいきたいタイプです。

LION/ライオン~25年目のただいま~ ★★★★☆
ニコール・キッドマンの。彼女の存在に。もう、ひたすら、凄まじかったです。あの圧倒的な雰囲気。世界とは、歪なパーツの集合体である。

パッセンジャー ★★★★☆
私もさ、思ってたよ。予告編観てね、「美女と2人きりなんて運の良い奴だ」…って。
……違った\(^o^)/ 運じゃなかったスゴイ!!! もうね、その瞬間にすっごい納得しちゃって!! あーすごく良いって思っちゃいました(笑)。いやね、人でなしなんだけどね、けっきょくは起きなかったら何も知らないまま死んじゃってたわけだしね!??
てゆーか、当たり前なんだけど、登場人物が超少なかったけど、主人公2人を支える彼らがとても味わい深くて良かった。ロボットバーテンのアーサーには、スクラップになるその日まで彼らの物語を語って欲しいと、そう思うよ。
それにしても久々に宇宙もの観て、しょっぱなスクリーンいっぱいに宇宙船の画が映し出された時に、「やっぱり映画ってこうでなきゃ!!」って思いました。

ライフ・イズ・ビューティフル ★★★★☆
ラストの5秒で涙腺決壊しました。もう、他に言うべきことは無いです。緻密な計算の積み重ねのような物語がその最後に辿り着いた、理屈抜きに涙溢れる、あのセリフ。
確かにもうあざとさしかない物語なのかも知れないけど、午前10時の映画祭の事務局オフタイムで言っていた、「どストレートに〝これを撮るんだ!!〟という気骨がある」という、たぶんその気持ちが全てを完成させている。

ムーンライト ★★★★☆
観る前は「しんどいかもな~、しんどかったオブザイヤーになりかねないかもな~~」と、かなりドキドキしましたが…。で、観る人によっては確かに相当にしんどかったオブザイヤーに名を連ねかねないという印象もまた事実なのですが…。
各々の演技を観ているだけでただただ感動いたしました。マハーシャラ・アリに関しては、もうスクリーンに現れたその一瞬に「あ、なんかもう凄い。これは凄い」という、有無を言わさぬ説得力の固まりでした。ここまで個々人の演技が際立って切々と輝くなんて。圧巻。

裏窓 ★★★★☆
もーねー! リズよ、じっとしていたまえ!! …って感じでしたけども、もはやこの映画の見所はグレース・ケリー演じるリズが主人公の部屋を訪れるたびに違ったものを身につけているその衣装です!!!(断言) かつて青春時代を週6で映画館で過ごした私の母は言いました、「衣装ばっか観てた」。わーかーるー!!! そりゃあこんなん見せられちゃ衣装ばっか食い入るように観るわ(笑)。古き良き時代の着道楽って、本当にこう…芸術ですね。まぁ映画ですから、惜しみなく素敵な衣装を用意しているわけでしょうけれど。それにしたって!
ラストシーンはウィットが効きまくっていて、グレースの着ているバレンシアレッドのシャツも印象的に、にやっと笑ってしまいましたが。その前。事件の最終局面。あれが「え? で、やったの? やってなかったの!??」って混乱いたしまして。劇場を出る際に前を歩いていた老夫婦でもそのような会話がなされていたので、手掛かりを求めて聞き耳をたてたのですが(オイ)分からずじまいで。で、いまちょろっと検索で他人の見解を見てみたりもしたのですがやっぱり分からずじまいなので、こうゆうことはグレーにしておこう!! と思いました(笑)。やってる証拠なんてなーんも無いよね?(笑)
後半はもうハラハラドキドキで手に汗握るでしたが、前半は小さい笑いが各所にちりばめられていて、劇場内で笑いが漏れる場面が何度かあって、あーこうゆう雰囲気すっごい好き! って思いました。

フリー・ファイヤー ★★★★☆
冒頭の制作者からのメッセージを読んだ瞬間こそ「お、おぅ・・・」とうろたえましたが(笑)。登場人物そこそこ多くて、しかも割と似たような顔があって(笑)、「え? この人はどっちの一派なの!??」って多々なりましたが、そんな細かいことは本当はどーでもよいのです(笑)。密室でただひたすら、最終的には何かもうむかつくからってだけの理由で撃ちまくる。この映画に関しては、ただそれだけでいいのです! いやマジで!!
あと、月曜日の仕事帰りで観に行ったんですけど、曜日の割にお客さん入ってたけど自分も含めて全員1人で来てて、なんかもーすごいやる気ないけどある意味本気みたいな何とも言えない空気感で良かったです(笑)。作品とも相まってね(笑)。

アンタッチャブル ★★★★★
中盤からむせび泣き続けて、このまんま外に出られないよと思ってエンドロールの最中にずーっと涙をぬぐっていました!! 男には男の世界がある、そんな映画です。そしてこれこそがハードボイルド。観る前はショーン・コネリーに釘付けだろうなぁって思っていましたが、蓋を開けてみたら若き日のケヴィン・コスナーがめっちゃめちゃ素敵でした。

メッセージ ★★★★☆
難解な含みを持たせたラストの解釈、エンドロールの最中も迷い続けていましたが、劇場から一歩出た瞬間にハッと理解できたような気がして、とても足取りも軽く帰路につきました。観る前はカール・セーガン原作でジョディ・フォスターが主演した『コンタクト』を彷彿とさせるなって思っていたんですけど、まぁ割と傾向は似てると思いますが。やっぱり、SFってすごい。SF小説ってすごい。人類の想像力。そして、〝想像できることは実現できる〟のでしょう。

光をくれた人 ★★★★★
アリシア・ヴィキャンデルレイチェル・ワイズという、完全にキャストにつられて観たのですが…。予告編を観た段階ではそんなに期待していなかったのですが……めっちゃくちゃ良かった。すっごいもう、めっちゃくちゃ良かった。アリシアは『リリーのすべて』だと成熟した大人の女性だったけど、本作だとまだあどけない少女みがあってもうほんと流石。
あの光景だけで伝わる土地の持つ寂寞感。ただそこにある海を、岩を映し出すだけの画面の圧倒的な説得力。これは映画館で観るべき1本。

※トコロデ。この期間に『ハードコア』観たいなぁって思っていたのですが。1分半くらいの予告をPCの画面で観て酔ったので諦めました(笑)。三半規管が弱いんすよ…酔い止めで画面酔いって起こらなくなるのかなぁ(笑)。

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2017年映画の旅①

ものすごい主観であります。
かなり偏った趣味だと思われます。ラインナップ的にも。「2017年に映画館で観た」作品を扱っています。ので、制作年度は準じていないです。あと、基本甘口評価でいきたいタイプです。


沈黙 サイレンス
 ★★★★★
上映が終わり、客電がついてからも劇場内を帳のように覆ったあの、沈黙。それがすべてを物語っていたように思います。
原作は読んでいないのですが、なぜ古来から人々が何らかの信仰に縋らなくてはならないのか、「獣のように生きて死ぬ人々には、美しく死ぬことはとても容易い」というその言葉に何たるかを教えられた気がしました。それと同時に日本人として、仏教キリスト教について「似ているから、それぞれでよいではないか」「日本人は自然の中にしか神を見出せない」という、迫害弾圧する側の言葉にシンパシーを強烈に感じました。
途中で一切BGMとしての音楽が使用されていないことに気付いた瞬間の戦慄(讃美歌や読経はなされ、祭囃子は響く)。劇中曲の不在で「エンドロールはどうするんだろう…」という疑問がよぎったのですが、そのエンドロール。あの、エンドロール。劇場中の息を殺す気配。素晴らしかったです。

ネオン・デーモン ★★★★☆
「お譲ちゃん! そんな下着みたいな恰好で夜道を歩いてたらそりゃ危ないことになりますよ!!!?」って気持ちでした…(笑)。いやでもね、ルビーみたいな素敵なお姉さんにだったら許そ!? ね!!? とも思いました(オイ)。
てか、ルビーがガウチョパンツ履いてて、アメリカでも流行ってるんですねって思ったり。モデルたちの胸がぺったんこで、しかも「仕事のために胸を減らした」みたいな台詞があってあ~トレンドとは~~ってなった。だからエル・ファニングの太ももがちゃんとボリュームがあって、太ももはこれくらいがいちばん艶があるよね~~などと何かすごいこの感想ドイヒーだな(笑)。いつも割とそうだとしてもアレだな(笑)。
極彩色のネオンと、大音量のクラブ・ミュージック。美への執念と妄執、底なしの悪夢。

マリアンヌ ★★★★★
マリオン・コティヤールほっそ! ほっそい!!! …って心の中で叫びながら観てました(★5つつけといて最初の感想それかよ)。なんてゆうか、ブラット・ピットには昔からそんなにときめかないもので…。マリオン・コティヤールは去年『マクベス』で観たんだけど、こうやって再会を重ねると、昨年から始まった私の映画強化生活もそこそこ続いてるんだなぁと実感。彼女みたいなクラシックな美貌が好きなんですね、あたくし。その細身の美貌をタイトなドレスに包んで機関銃ぶっ放してるのたまりませんでしたね!!
…本題。てか、冒頭に頭の中で「仏領モロッコ、ナチスの旗、パリからの…OK、ドイツ軍にフランスが占領された後ねOK,OK」って確認しながら観ていたのですが、おそらくはこの作業が滞るとけっこう分からなくなってしまうのではないかと思った時に、特に歴史ものに関しては知識があること前提で作られているからとっつきにくいと感じる人がいるのか…と今更ですが思いました。私は歴史もの大好き人間なので、むしろ戦時下のロンドンでの生活があんな感じだったのか~っていうところを興味津津に観ていましたが。
「彼女はドイツ兵だらけの酒場のピアノで、ラ・マルセイエーズを弾いたんだ」「あなたは空襲の夜に生まれたの」。

マグニフィセント・セブン ★★★★★
昨秋に『七人の侍』を観て、多大な衝撃と共に号泣した身としては「どうかな~」と思って観たのですが(『荒野の7人』は観たことないです)…とても、とても良かった…。てゆーか、デンゼル・ワシントンがカッコ良すぎて吐きそうだった…。あとイ・ビョンホンがそれはもう素敵だった……。
7人のメンバーが人種・国籍バラバラなのがとても現代的で良かったと思います。それに関して執拗な描写が無かったところもね。なんとなく『ヘイトフル・エイト』を彷彿とさせたけど、真逆の方法で同じことを描こうとしているような印象も受けたり。あーあと私は本当に純粋に、西部劇の衣装が好きです(笑)。本作でイ・ビョンホンにぼーっとなった最大要因はそれだと思う(笑)。で、なんで西部劇の衣装が好きかって言ったら、西部劇じゃなくて『スター・ウォーズ』のハン・ソロなんだけど(笑)。

ミス・ペレグリンと奇妙な子どもたち ★★★☆☆
いろんなギミック・トリックが凝っててすごい楽しかったんだけど、やっぱり私はこれを観るには歳を取り過ぎた!! いや、あるいは私にはこれを観るのに適した歳とか無かったかも!! って思いました(笑)。『バックトゥザフューチャー』観た時とおんなじ感覚かも。

お譲さん ★★★☆☆
官能美に特化した映画かな~と思って呑気にそういったことを楽しんでいたらすっげーミステリーだった!! しかしお嬢様の衣装が見事すぎてため息ものだし、女同士の情事は、なんというか潔癖だよね。天女のもののような。

ラ・ラ・ランド ★★★★★
“映画の魔法があなたを包む”――ああ、まさしくだ!!! って思いました。開始4分の3までは想像の18倍くらいお気楽で楽しかったし、最後の4分の1の胸張り裂けんばかりの圧倒的な美しさ!!
往年の映画監督たちは、こういうシーンを描きたくて、でも技術がまだなくて、いざ技術が出現した時には、映画監督たちはもう違うものを表現しようとしていて。長い年月を経てついに辿り着いたのではないか。そんな気がしました。
夏目友人帳』で有名な漫画家の緑川ゆきさんが、15年以上前に自身の抽象的な表現方法の限界に挑んだ『花の跡』という短編作品があって、私はそれを思い出しました。だからたぶん、色々感じる人といまいちピンとこない人に分かれそうだけど、それは何て素晴らしい。人生は何て美しい。


アサシンクリード ★★★★☆
博士をマリオン・コティヤールが演じてたことに、観終わってから作品HP観て知った\(^o^)/ 雰囲気違いすぎて分かんなかった…(笑)。すっげぇ印象的な瞳だなぁとは思ってたけど。とーちゃん博士役のジェレミー・アイアンズに関しては「どっかで観たことあるんだよな~~」って思ってたら、『ある天文学者の恋文』の天文学者だった。なるほどね!
いやもう、何の不安も緊張感もなしにアクション楽しめたし、途中から「こうなれ! こうなれ!!」って念じてたラストに雪崩れ込んでくれてスッキリ爽快だったし、あわよくば続編作りたいよ!! ってゆうの見え見えなのもすごく良かった(笑)。
ただ、キーワードになる過去が「1492年、スペイン」って冒頭でクレジットされた瞬間に「ああ、グラナダが陥落してレコンキスタイベリア半島における、キリスト教徒によるイスラム教徒からの国土回復戦争)が完了して、コロンブスが新大陸に到達した年だ」ってパって思いつくかどうか、まぁつかなくてもぜんぜん大丈夫だと思うけど。ついた方がやっぱりワクワクするんだよなぁって西洋史オタクは思いました(笑)。今更過ぎるけど、歴史ものもSFも大好きすぎるな私!!!

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2016年 映画の旅④

ものすごい主観であります。
かなり偏った趣味だと思われます。ラインナップ的にも。
「2016年に映画館で観た」作品を扱っています。ので、制作年度は準じていないです。
あと、基本甘口評価でいきたいタイプです。

七人の侍 ★★★★★
圧巻。もはや何も言えない。全てにおいて、凄まじい。『シン・ゴジラ』が平成で描こうとしたものと、きっと同じなのだろうなぁとも思いました。久右エ門の婆様に圧倒されたのですが、ウィキペディアで演者のことを知って更に圧倒されました。観れて良かった、本当に。心から。

五日物語 3つの王国と3人の女 ★★★★☆
すべて大人の愚かさを切り裂いた、1人の少女の美しさが鮮烈でした。朝イチの上映回で観て、その後にもう1本何か観てもいいなぁ~と気楽に考えていたのですが、もうこれだけでいっぱいいっぱいになってしまった…。てゆーか、でも、ノミ好きだわ(笑)。なんなんだよお前は(笑)。

ローグ・ワン ★★★★☆
ルーク~~~がんばってくれよ~~~~、お前は新たなる希望なんだよ~~~~~…って思いました(笑)。エピソード4を作った時点では、まさかこんな重いバックボーンが後々制作されるなんて誰も思ってなかったためノリの落差は凄まじいけれど、圧倒的スター・ウォーズ世界でした。座頭市(勝手にそう呼んでる)カッコいい。そしてこの作品を見た数日後にキャリー・フィッシャーの訃報に接しました。レイア姫をありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。

めまい ★★★☆☆
20年ぶりくらいに観ました(当時はもちろんちっちゃいブラウン管で)。しかして記憶にあるのはクライマックスシーンだけでござったが…。「ああ、そうだった。や、こんなだった??」って思いながら観ていましたが、とりあえずスコティがぜんぜん良い男じゃないし!! ミッジ賢明なのに踏み誤って可哀想!!! ってなっておりました(そういう映画じゃない気は多々している)。ヒロインのマデリンが26歳設定だったことが最大の衝撃(36歳くらいかと思ってた…)。
そして唯一記憶にあったクライマックスシーン。その20秒前までぜんぜん話の流れ覚えてなかったからもうむしろ自分すごいなって思ったけど、最後だけ出てくる老齢のシスターが吹き替えだとものすごいおばあちゃんな声だったけど、本物は澄んだ綺麗な声だったなっていう…本当に最終シーンだけ鮮烈に覚えてたんだなって思いました。

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