ぽぽぽ?(仮)

日々もろもろ。

2019年映画の旅③

ものすごい主観であります。
かなり偏った趣味だと思われます。ラインナップ的にも。「2019年に映画館で観た」作品を扱っています。ので、制作年度は準じていないです。あと、基本甘口評価でいきたいタイプです。

JAWSジョーズ ★★★★☆
22年ぶりくらいに観た……。
「サメが出る」という記憶しか残ってなかったんだけど、1回サメが出てきたシーンで本気でびくってなっちゃったの自分で自分にウケた(笑)。
サメ怖いからさぁ(怖いじゃん??)、観に行くかどうか迷ったんだけど、ジョン・ウィリアムズのあの音楽を映画館で聴く機会なんてもう廻ってこないだろうなぁという理由で足を運んだんですけど。
しかして、その後類似品が出回りまくった“サメ映画”の大古典にして金字塔は、圧倒的な人間ドラマにして海洋ロマンでした。「もしもCGがある時代に作ったら、間違いなく駄作になっていただろう」って、きっとそうなんでしょうね。バラバラだった3人が傷を見せ合い、あのインディアナポリス号のエピソードが語られた時に、この映画はただのパニック映画から絶対的に脱したのだろうなぁ。

E.T. ★★★★★
22年ぶりくらいに観た……(最近そんなんばっか)。
ああ、こんなに良い映画だったんだなぁって、本当に身に沁みて思いました。もう何か至る所で号泣したしE.T.との深い友情と兄弟愛に心打たれたし、今になると母親の気持ちもすごい分かって最後に笑ってくれてよかったなぁって。大人になってから観た方が、子供のころより感じ入られた気がします。今さら何を言うまでも無い作品ですが、本当に本当に良かった。ドリュー・バリモア演じる妹がE.T.と初対面した時に叫んじゃうシーンとか、劇場中が爆笑してて何度観ても笑えちゃうのすごい。
そして、全てをまとめ上げた(むしろそこに収束していったのかもだけども)ジョン・ウィリアムズの圧倒的音楽。あれが流れただけで反射的に泣ける……。音楽って素晴らしいものですね……。

ゴジラ キングオブモンスターズ ★★★★☆
洋ものゴジラ、初めて観たの…、だって、キングギドラモスララドンも出るからってゆうから…観た……ちょーアガった……(笑)。
当方、1954年作品『ゴジラ』から、平成VSシリーズ最終作『ゴジラVSデストロイア』までおそらく全て観ました。小学生くらいの時に。そんで、あれはもう3年くらい前ですか、『シン・ゴジラ』を観ました。もしも私がシンゴジしか観ていないタイプだったら絶対に違和感しか無かったんだろうけど…なんせそんな育てられ方をしたもので…もはやこれは……
三大怪獣 地球最大の決戦』!!!! ラドン付!!!!!!
ってゆーかさぁ!! ラドンの登場シーンがさぁ!!! ラドンでしかなくってさぁ!!! 「ラドンラドンラドン!!!」ってなったラドンでこんなにテンション上がると思わなくないキングギドラよりもアガったもん!!??
芹沢博士の時計の時刻は、日本人にしか分からないネタだったのかだけ知りたいんですけど他になんか意味あった……??

アラジン ★★★★★
ウィル・スミスはやっぱり破格の役者だった……。もうね、最初に言うべきことはそれだと思うの!! ウィル・スミスすごいウィル・スミスすごいよ!!!
最初にフツーのウィル・スミスが出てくるんだけど、あれって思うんだけど、や~、すんばらしかったですウィル・スミス。役者に関してはウィルが全てだよスター・ウォーズハリソン・フォード状態だよあれ……。
最近のディズニー映画では常にそうであるけれど、特に今回は舞台となっている地域がそうであるからなお一層、“世界中の女の子(特にそういった地域の)への強い応援”であったと思うの。そしてそれって、すごく意味のあることだと思うの。かつて自らが世界に流布させた古典的価値観の(それはそれで文化的に意味のあることだと思うし立派な歴史なのだけれど)物語を鮮やかに上書きしていくのはね、本当にすごいなって思います。

メン・イン・ブラック インターナショナル ★★★☆☆
たぶん私、途中観てないシリーズ作品がある気がする……。それこそ初代のウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズの黄金コンビがやってた2作は観てるはずなんだけど。
安心して楽しめます、とってもライトでキュート。緊張感ないし(笑)。作品的にはそれ以上でもそれ以下でもないんだけど、テッサ・トンプソン可愛いなぁ~~。

世界の涯ての鼓動 ★★★★☆
TOHOシネマズのHPをポチポチ眺めてたら、都内のミニシアター系でしか公開してなくってノーマークだったんだけど、「あっれアリシア出てるじゃん!!!」って気付いちゃって、急遽観てまいりました。アリシア大好きおじさんなので…。
しかして今回はジェームズ・マカヴォイの存在感が光っておりました。そして主人公2人のあまりにも異質な世界軸が交わったことで、それぞれの抱える価値観があまりにもはっきりとした輪郭で突きつけられる。そしてそのもがき苦しむ世界の涯てで、「こんなもののために死んでたまるか」と最後の最後に走り出した男。
あぁ、今このシーンで、この光の中で終わってくれと、そう願っていたらエンドクレジットが流れ出したので。その波長が合ったのがとっても良かったです。私も、すべての障壁は歴史であると思うんだ。

ニュー・シネマ・パラダイス ★★★★★
初めて観ました。ずーっとずーっと観たかった。
で、予想通りなんかもう号泣に次ぐ号泣で、ほんとにエンドロールでいかに涙を拭えるかの勝負を繰り広げるあれ…隣の席で号泣してたおじさんも大変そうだったし……。そんな我々の姿は、新パラダイス座で誰も彼もが涙を流しながらスクリーンを見つめたあの画そのものであったら良いなと心の底から願うのです。
故に、今さら何も言うべきことはないです。老齢の母が告げた「本当の愛を」の言葉の後、映写機に映し出されたアルフレードの形見。涙が止まるわけなどなく。映画とは素晴らしいものだ。

命みじかし、恋せよ乙女 ★★★☆☆
オチはすんごいフツーだった(笑)。
いや、すんげぇ普通だったんだけど、全体的な余白がすごい好きでした。悪霊や幽霊やその他もろもろ出てくるけれど、映画そのものがそういった空気感でかなり捉えどころもなく、しかして張った伏線はあまりにも鮮やかに。物語そのものが幽玄の。樹木希林さんは言うまでもなくなんだけど、入月絢さんの雰囲気が素晴らしかったです。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド ★★★★☆
今まで観たどんなブラッド・ピットよりも、どんなレオナルド・ディカプリオよりも、この映画の中の2人は最高に魅力的だった。それはきっと役柄の生々しさが、彼らの存在に、ずーっとトップを走ってきたはずの彼らにとんでもなくフィットしていたからで、タランティーノ世界の無茶苦茶支離滅裂さの中で、めちゃくちゃにリアルだった。たぶんきっと、ハリウッドってこうゆうところなんだろうなって。いや知らんけど。でもきっと。
あぁこれは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』のオマージュなんだろうなってシーンがちゃんと分かって良かったけど、当たり前だけどぜんぜん違う(笑)。

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2019年映画の旅②

ものすごい主観であります。
かなり偏った趣味だと思われます。ラインナップ的にも。「2019年に映画館で観た」作品を扱っています。ので、制作年度は準じていないです。あと、基本甘口評価でいきたいタイプです。

アリータ:バトル・エンジェル ★★★★☆
あーもーヒューゴしっかりしろよ~~~!!? って思いながら観ていましたもので、あの2人の結末はあれで良かったんだと思っております(オイ)。
原作は読んだこと無いんですけど、そしてだいぶ改編が行われているようですけど、ああでも日本の漫画だなぁって感じたんですよねぇ。私自身も思えばいろんな設定で(趣味の範疇で)漫画を描いていたけれど、ここまで壮大なSFは大好物なのにあまりにもハードルが高すぎて終ぞ描き得なかったから、その絵巻を観ていられるのはとってもワクワクしますし幸せです。
それにしてもマハーシャラ・アリ、ああゆう役やってるの初めて観たんだけど、めっちゃくちゃにカッコ良いな…。あと、こないだの『ワンス・アポン~』で少女時代のヒロインの過ぎるほどに透明な美しさに吸い込まれたジェニファー・コネリーはやっぱし今なお素敵よね~。
原作でヒロインの名前が「ガリイ」で、英語圏ではあまりにも男性的過ぎると「アリタ」に変更されたというお話ですが、これを逆輸入する際に「アリタ」だとあまりに名字的過ぎるから(最初の速報は『アリタ:バトル・エンジェル』だったよね)きっと伸ばし棒入れて「アリータ」にしたんだろうなぁってゆう…どーでもいい話を添えまして。でも「アリータ」に変わったの観た時に、「あ。しっくり」って思ったので、アリータになって良かったよねアリータ(笑)。

グリーンブック ★★★★☆
巧くまとめ過ぎっちゃまとめ過ぎな印象もあるんだけど、あくまでもポップに寄って表現しようとしているのでとっても観易いですし分かり易いです。主演の2人がめっちゃめくちゃ魅力的ですし。
しかしまぁアメリカも根深いですよね。って最近特に思いますけど。思えば洋画を観始めた小学生のころには私はそんなこと一切気にせずに『ボディガード』観てたし、ウィル・スミス絶頂期だったし彼はやっぱり無類のスーパースターなわけで。だから小学生には最近のディズニー観せた方がやっぱりいいんじゃないかなって思ったの(笑)。

移動都市/モータル・エンジン ★★★★☆
いやー…すげーな(笑)。129分とは思えない(笑)。
あのね、あのね、『天空の城ラピュタ』と『ハウルの動く城』と『スター・ウォーズ』とその他いろんなものも足して足して足しまくって特に割って無い…みたいな(笑)。思いついた中2要素ぜんぶぶっ込んだ感もあり…大変に面白くございました(笑)。なんかもう語尾の全部に(笑)つけちゃうけど、やーーーあ、良いよ(笑)。
こっちもこっちで「あートムしっかりしろよ~~~」って思いながら観ておりましたが、2人のラストがああなって良かったです(笑)。てゆーかトム役の役者さん、ティーンエイジャー感がすごかったんだけど31歳とのことで大変にびっくりしております…。まじっすか……。
最近は真正面から人種問題に取り組むか、こうやって異人種混合世界を描き切るかの二極化時代ですよなぁ。どっちも描く意味は大いにあると思うんですけど、私は後者の描き方を採用したCLAMPに育てられたんだなぁってことも思い出す今日この頃ですのん。

女王陛下のお気に入り ★★★★☆
これ、本国ではコメディ扱いなのね…なるほど(笑)。想像よりはドロッドロじゃなくて安心しましたがたぶんきっとすごくドロドロです。レイチェル・ワイズエマ・ストーンも流石の美しさだったなぁ。けれども何よりオリヴィア・コールマンの怪演が圧巻。作中だともっと歳とって見えたけど、まだ45歳なんですね、凄み……。そして今調べたらレイチェルのが年上なんだね、懐かしのハムナプトラは往時劇場で観たものなぁ……。
しかしエマ演じるアビゲイルが言い放った「梅毒の男の相手をさせられる時に後悔しても遅い」って台詞に、そりゃあなりふり構わず死に物狂いにもなるわ…っていう圧倒的な説得力を感じましたね。私にとってはまったくもってコメディじゃなかったけど、引き込まれる面白さでした。

翔んで埼玉 ★★★★☆
やーーーあ、100%のコメディだったなぁ!!!(笑)
当方、千葉県出身・神奈川県在住・FM NACK5(埼玉のFM局)リスナー、東京で遊びまくる…という我ながら完璧な南関東ライフを送ってきたもので、もう! やばい!! 土着ネタぜんぶ分かるわ!!!(笑)  こないだ実家に帰ったら食卓にみそピー(落花生を使用した千葉の郷土おかず。めちゃくちゃ甘いけどあれはおかずです)が上ってて超テンション上がったもの……。
にしても冒頭で魔夜さんが登場した時はすごい感動したなぁ。相変わらずカッコ良くていらっしゃる……。そしてGackt二階堂ふみ嬢をはじめとしたキャストの布陣が完璧すぎた。最後の一手はもちろん竹中直人その人ですよ(笑)。
茶番すぎる茶番なんだけど、茶番すぎて爽快だし原作が少女漫画であるということがやはり少女漫画の無限の可能性の象徴だと思うのです。ただやっぱり、南関東以外の人が観てもぜんぜんピンとこないかもしれないけど(笑)。「私と一緒に行くか…所沢に」…ちょっと考えさせて下さい(笑)。

ブラック・クランズマン ★★★★☆
アメリカの闇。面白い、すっごい面白いからこそ更に深い。なんなんだろーねぇ、ほんとにねぇ……。『グリーンブック』にも今作の上映にも親子連れがいたけど、わかるけど、最初に『メリー・ポピンズ』とか観せて欲しいって思うよね(笑)。そうそう、冒頭に『風と共に去りぬ』の1シーンが出てきたから、やっぱりそこからも観てみよう? でもこの映画に連れてきてるくらいだから、たぶんもう観てるよねって思った(笑)。
それにしてもアダム・ドライバーはあっという間に良い役者さんになりましたですね。そんでもって主演のジョン・デヴィッド・ワシントン。デンゼル・ワシントンの息子氏なのね…!!
ああ、でもやっぱりね、「メイフラワーの名にかけて」って台詞とか、歴史を知らないとなんのこっちゃだから(そもそも人種差別の歴史を知らなければこの作品そのものが全く分からないのだ)、歴史は学んでおいて良かったなって思いました。

ハンターキラー 潜航せよ ★★★★☆
最高に! アタマ悪い!! ちょー面白かった\(^o^)/
最初の予告の段階では「観てみようかな~」くらいだったんだけど、その後“クーデターで軟禁されたロシア大統領をアメリカ軍が救出に向かう”という超絶頭悪い設定に心打たれて(???)観に行ったよね! あー面白かった!! ジェラルド・バトラーかっけぇなって思ったけど(初登場シーンが謎の狩猟なの笑った。すげーハリウッドっぽさ)、『ジオストーム』の人かぁ~~。
「潜水艦の中でそんなに騒いでていいの!??」って箇所が何回もあったんだけど、息を殺すところはちゃんと殺してたからたぶんいいんだろーね!(笑) 

未知との遭遇 ファイナル・カット版 ★★★☆☆
20年ぶりくらいに観た……。「こんなシーンあった…??」って思ったんだけど(巨大ジオラマ制作とか)、20年前に観たのはおそらくオリジナル版であったために実際に観てないんでそれは正解……。
ただ20年前に観てあんまりピンとこなかったんだけど。今回の劇場公開で12歳くらいの少年が終演後に一緒にいたお父さんに「あんまりよく分からなかった」って感想を言っていて「分かる、分かるよその気持ち…!!」って思ってたんですけど。そんでもって今回だってそんなにピンと来てはいないんだけど、初めて描きたかったものを少しは把握できたような気持ちです。この視点で異星人とのファーストコンタクトを描いた作品って後にも先にも無いよね。『E・T』はまたちょっと違うしね。
この作品の真髄は『未知との遭遇』というその邦題。原題『Close Encounters of the Third Kind』からのあまりにも象徴的にして見事としか言いようもない。“我々は独りではない”。

キングダム ★★★★☆
よよよよよ吉沢亮ちょーーーおカッコ良い……!!!
はー! 面白かったぁ!! 原作読んでないし、だいぶ端折ってるんだろうなぁと思うところもありつつ(でも原作で言う5巻くらいまでのお話なんですね)。しっかり作り込んであって見ごたえがあって良かったです。衣装とかちゃんとしてるとやっぱり説得力あります。
山崎賢人演じる信は超王道の主人公だし、本郷奏多の怪演凄まじき。加えて長澤まさみちょーカッコ良いな!! ほんと長澤さんはどんな役もやれるわね!! そんでもって大沢たかお! 化けたな~~素敵!!
しっかしやっぱし2役やった吉沢亮が果てしなく魅力的だった……。観てないけど『BLEACH』で石田雨竜やったんかちょー似合うな……以後チェックします……。

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2019年映画の旅①

ものすごい主観であります。
かなり偏った趣味だと思われます。ラインナップ的にも。「2019年に映画館で観た」作品を扱っています。ので、制作年度は準じていないです。あと、基本甘口評価でいきたいタイプです。

日の名残り ★★★★☆
素晴らしい、の一言。そして確かに学生時代に観ていたとしたら何も感じることはできなかったかもしれなくて、私はしっかり年齢を重ねているんですね……。
てゆーかアンソニー・ホプキンスってこうゆう役もできるんだねってゆうか。

ホイットニー オールウェイズ・ラブ・ユー ★★★☆☆
ここ1ヶ月でエリック・クラプトンマリア・カラス、そしてホイットニー・ヒューストンと3本立て続けにドキュメンタリー映画を観て(いままで全くと言っていいほど観たこと無かった)、手法は完全に同じなんだなぁと思いましたし、でもたぶん結局それは実際の人生を描く最良の手段なんだろうなぁとも。
ホイットニー・ヒューストンにしても『ボディガード』くらいしか認識していなかったので、彼女の人生について知ることができて良かったです。人種問題は根深いね。

チャンス ★★★☆☆
超然。まさしくそれに尽きる。超然としている。
ラストシーンが恐ろしく美しくも、意味を求めると分からないところが多々あったので調べましたら、イエス・キリストのオマージュなんですね。色々引っかかる部分が多くて、ひとまず町山さんの解説動画を流しております。そして最後まで辿り着いた瞬間に「うわああああぁぁ!!!」って絶叫しました。さすがの町山さん解説すっげぇ……。映画が50倍くらい面白くなる……。

ナチス第三の男 ★★★★☆
ある意味、ありきたりっちゃありきたりな戦争映画だし、バックボーンの描き方はきっと不足しているんだろうなぁって思いもしたけれど、同時にやっぱり私はこうゆう戦争映画に強く惹かれもするんだよなぁって思いました。そして戦争映画を観るたびに、人はこんな場所(戦場)でも生き続けることができるという圧倒的な畏怖と、やはり戦争への恐怖です。戦火の中で、背後からの砲弾をかわそうと走り、遥か彼方の国境を目指し。

メリー・ポピンズ リターンズ ★★★★☆
ちょーハッピー!!!
私、なんと前作観てないんですけど、ぜんぜん意味分かんないんですけどメリー・ポピンズの登場シーンで号泣しました。ほんと謎だな!!? そしてうちの母(千葉の片田舎育ち&暮らし)は、中学生の頃に前作を新宿だか渋谷の映画館に観に行ったと言っていて時代! 歴史!! すごい!!! みたいな気持です……。
くるみ割り人形』に引き続きといいますか、衣装! 衣装が超絶素敵だなぁ~~!! メリー・ポピンズの衣装もバッチリ素敵にカッコよく、あとはジェーンのお洋服がカラフルで素晴らしかったなぁ~~。人種の件も時代考証とか無視しまくって(違和感はとても薄くなっています)、カラフルにハッピーに夢と希望を詰め込んで。やっぱりディズニーみたいなところがこうゆう表現をしていくことって、とっても大切なことなんだろうなぁって思いました。

ファースト・マン ★★★★★
“人類は月に降り立った”。言葉で理解していたその事実を、その事実のあまりの異様さを、まざまざと見せつけられた。いや、見せつけられたというのは適切ではないな。
IMAXだと上映前に“映画を観るか? 映画の一部になるか?”って出るじゃないですか。私、この作品で初めて、映画の一部になれた気がするのですよ。あの、月到達のミッション時、私は彼らと共にギリギリのところで月に降り立ち、あの圧倒的な闇の宇宙の下に広がる月の大地を踏みしめ、あまりにも遠く遥かな故郷の星を見上げたのだ。
ほんとにさぁ~…、すごい。すごいわ。あんなガラクタみたいな船で宇宙空間を移動して月まで行ったんだよ? その驚異を思い知らされました。これほんとすごい。あとほんと絶対IMAX観てまじこれ。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ ★★★★★
4時間18分。美しく、儚い夢。
この上映時間を見た時、それはもう相当に身構えて劇場に足を運んだわけですが。確かに休憩時間以外にも1度トイレに立ちましたが(笑)。ああ、でもね、ぜんぜん長くなんて感じなかったのよ。
再びマックスに時刻を告げられた瞬間、全涙腺が決壊しました。
1人の人間の一生というのは、ここまで虚しく美しいものなのか。
むかしむかし、アメリカのあるところで・・・。

パルプ・フィクション ★★★★☆
こいつはむちゃくちゃだぜタランティーノ~~~(笑)。何なんだろうね、もうね、ほんとね、無謀としか言いようがないんだけどまーぁ憎めないよね(笑)。パルムドール獲って叫んだ観客の気持ちも分かるだよ。ほんとに危険すぎる紙一重の作品で、だからこそ熱狂的な支持も生まれるのだろうなぁ。

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2018年映画の旅④

ものすごい主観であります。
かなり偏った趣味だと思われます。ラインナップ的にも。「2018年に映画館で観た」作品を扱っています。ので、制作年度は準じていないです。あと、基本甘口評価でいきたいタイプです。

エリック・クラプトン ~12小節の人生~ ★★★☆☆
観た時のコンディションがあんまり良くなくて(疲れてた)、あと私はドキュメンタリー映画・ノンフィクション映画というものを一切観慣れていなくて(TVのドキュメンタリー番組は観るけども)、なんとゆーか何とも言えないんですけど。クラプトンの名前はよく聞くけど、ぶっちゃけどーゆぅ経歴の人物なのかぜんぜん知らなくて、それをなぞれただけでも良かったです。
マーシャルの音が鳴った瞬間の高揚に、あぁやっぱり私はこの音が大好きなんだよなぁって思いました。

おとなの恋は、まわり道 ★★★☆☆
1,800円払って観る映画かって訊かれたら答はNOなんだけど(オイ)、でもとっても可愛らしくて良かったですよ(笑)。や、ほんとに。ずーっと「ヤマライオンって何だよ!!?」とは思ってました(笑)。そんなのいるの?(笑)

私は、マリア・カラス ★★★☆☆
オペラ歌手って、すごいねえぇぇ……。いや、こんなにも苛烈に喉を扱えばそりゃあ花の一生も短くなるでしょうよってゆーか……。アタクシ、もちろんオペラを生でなど観たこと無くって、まぁ映画だから生じゃないんだけど、それでも1人のソプラノ歌手の歌唱に集中して聴けた体験は凄まじかったし、オナシスってジャッキーと結婚した後もカラスと続いてたんだねすっごい男性であったことは間違いあるまいよ……(誠実不実はそこでは一切問題にならない)。
終演後に老齢のご婦人2人組(初め間違えて私の席に座っていらしたので移動して頂いた…)が「やっぱり素晴らしかったわねぇ…!!」って仰っておられて、この方々にはリアルタイムなんだぁと。

アリー/スター誕生 ★★★☆☆
レディー・ガガの素顔をまったく分かっていなかったので…(いつも衣装とかメイクとかすごいじゃないですか)、ああこういう御顔立ちでいらしたんだなぁと。
てゆーか、今これを書く段になって初めてリメイク作品だって知ったんですけど、つまりこのタイトルも脈々と受け継がれてきたものだって知ったんですけど……。鑑賞後の私の中の違和感は、おそらくはタイトルと内容の齟齬というか…それは私の感覚の問題なんですけどね。もしも違うタイトルが冠されていたのならば、もっと素直に観られていたのもかもしれないなぁと思うのです。
言葉の華々しさに気を取られてしまったけれど、でもたぶんあのラストシーンにこそ真のスターは生まれ落ちたんだろうなぁ。

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2018年映画の旅③

ものすごい主観であります。
かなり偏った趣味だと思われます。ラインナップ的にも。「2018年に映画館で観た」作品を扱っています。ので、制作年度は準じていないです。あと、基本甘口評価でいきたいタイプです。

ミッション:インポッシブル/フォール・アウト ★★★☆☆
すごいんだけど、映像すごいんだけど…!!! という気分ではあります!!
たぶん私が地上でアクションするよか、宇宙的SF・ファンタジー要素がある方が好きだからなんじゃろなって思いました! あと、私あんまりトム・クルーズにぐっとこないんだったトムごめん!! でも『3』の時くらいはめちゃめちゃカッコいいって思ってた気がするんだけど……時間経ったしね!!! でも今度『トップ・ガン』やるからそれは観てみようって思ってるけど、スケジュール合わなかったらトムごめん!! ひょー!!!

プラトーン ★★★★☆
今年は個人的にベトナム戦争の年になっています。ただし、『地獄の黙示録』は精鋭の特殊任務を追った作品だったのだけれど、こちらはベトナム戦争の基軸である密林での接近戦に挑む新兵。それはまさしく河惣益巳さんが『炎の月』で描いたベトナム戦争であって、私とベトナムのファーストコンタクトってあの漫画だったなぁと思い出しました。
あのあまりにも有名な、ポスターに使用されているシーンがスクリーンに映し出された瞬間は鳥肌(確かに私も「このポーズしてたの主人公じゃないんかーーーい!!!」とは全力で思った)。ウィレム・デフォー演じるエリアスは本当に魅力的だし、その光に対峙する闇として描かれたバーンズもベトナムの泥沼の中で生まれた必然的な存在感。そしてその2人の間で兵士として育っていかざるを得ない主人公テイラーも。
妙な言い方ですが、救いを求めなくていいという点で(結果として救いがもたらされた時の安堵は計り知れないわけですが)、私はとても戦争映画が好きなんだと思います。

トップ・ガン ★★★☆☆
スケジュール合ったよ、トム!! 『プラトーン』を観た後にこっちを観ると、もはや能天気さが凄いわけですが…!! 若い頃のトム・クルーズやっぱかっこいいね!!
30年ぶりの続編は観るかなどうだろうかな!??

灰とダイヤモンド ★★★☆☆
1958年ポーランド作品。噛みごたえ、それはもう本当に噛みごたえとしか。
映画を観てから解説とかその他諸々色々調べたのですが、確かにこれは予備知識がないとかなり厳しい。私も想像でなんとかした。まがいなりにも大学で西洋史専攻とした身で……。ただとっても安心したのが、映画関係者氏が「僕も分からない! 分からないから何回でも観るんだ!!」って熱弁してて。すごく励まされました。「この作品が名作とされるのは、時代背景が影響している。この時代にこれを作ったことが」。確かに私も観ながら「これ、共産体制下のポーランドでよく撮れたな…??」って思っていたので、なるほどー。
正直、上映中にオジサンの盛大なイビキが響き渡った時もあったし、「分かる! 分かるよその気持ち私も眠い!!」って思ったけど(笑)。でもやっぱり、追い詰められた主人公が悩める共産党幹部を殺害した瞬間の演出は、息を呑むほど美しい。そしてあのラストシーン。モノクロだからこその圧倒的な画面。

チューリップ・フィーバー ★★★☆☆
けっこうしんどかったオブザイヤーかもしれない…、アリシアの可愛さだけではカバーできなかった……(笑)。
てゆーか、主人公をソフィアに設定したのがそもそもの間違いで、マリアに焦点を絞った方が絶対に物語として勢いがあった気がするんだよなぁ。マリアというキャラクターのが圧倒的な生命力を持っていたし、あとはマリアの恋人のウィレム役のジャック・オコンネルがカッコ良すぎた。どう考えてもヒロインの不倫相手より魅力的だった。この映画が最強にもったいないのはそこなんだよなーーー!!! 各々のキャラ立ちはすっごい良かったから本当に。

バーバラと心の巨人 ★★★★★
それは、あるいはとてもよくある話なのかもしれない。いや、きっとよくある話なんだろう。ただ、それは本当に美しい、少女の人生奪還の物語だったんだ。
何か自分の過去を垣間見ることもあって、だばだば大泣きしてしまいました……。超大作ではないです。ストーリー展開も際立っているわけではないです。ただ、ひたすら丁寧に優しく寄り添って想像されたその物語の全てに、心打たれてやまないのです。良かったね、バーバラ。
(しっかし原題が『I KILL GIANTS』なのね。スクリーンに映し出された時びっくりしちゃった。でも確かにそれだけの強い意志に満ちてはいた)。

2001年宇宙の旅 ★★★★★
……映画鑑賞の記事のタイトルを改めてまじまじと見て頂きたいのですが……。その上で今からとんでもねーこと言い出しますが……。
おそらくあれは10歳くらいの時だったのだと思う。実家の畳敷きの6畳の居間、明るい昼間の時間帯、小さなブラウン管の画面。その状況で『2001年宇宙の旅』を観たことははっきり覚えている。思い返すことが叶うのは、ボーマン船長がスターゲイトを通過するあの延々と続く映像。のみ。もう、何も分からなかった。何でこんなにも分からないんだろうってくらいには底なしに分からなかった。
今回、公開半世紀(!!?)でIAMX上映という最強の環境で、私はそれを解き明かしたかったわけです。いくら10歳そこそこといえど、何故そんなにも分からなかったのか。その謎はすぐ解けました。これは…分からん!!!(笑)
いや、今観れば分かる。分かるってゆうか、今回は本当に当てられたってくらいにはくらっちゃって、この日はもう19時には倒れるように寝ちゃったよね……(???)。
あーもーすごい。すごかった。吐きそうになった本当。ヒトザルが空に骨片を放り投げて宇宙船が映し出された瞬間、HALが決断を下した瞬間、そしてそのHALの機能を切っていくあの流れから、遂に到達した木星モノリスにされるがままに意識の濁流に押し流されてボーマンが辿り着いた思念の部屋で年老い、再びモノリスが彼の前に現れたあの一瞬――映画館で、驚愕の声をあげかけた口元を押さえて足をバタバタさせざるを得なかったっす……。
50年前の作品とは思えないほどのCGの息を呑む美しさ。全編を彩る純粋な古典であるがゆえにあまりにも根源的な音楽が残す圧倒的な印象。今回の上映、本編上映前・休憩・上映後も完璧に再現してくれてるんですね。最初は「え? え??」って正直すっごい戸惑ったけど、いやぁぁぁぁ、有難かったです。『美しく青きドナウ』が流れたまんま客電が点いたから。もう、「はぁぁぁ~~~」って大きく息をつきましたあの時は。
そして50年前といえば、AI・HALの描写。2018年の今、見せつけられたそれの圧倒的なリアリティに戦慄を禁じ得ない。ボーマン以外の乗組員を殺害するシーンは、無音であるがために煽られる恐怖で満ち満ちている。プールが音も無く放り出されるあの宇宙の深淵の、闇。
もう今更私がどうこういう作品では無いですが(ぜんぶそーだけども)、やーーーすごかった。凄まじかった。その上で小説版もちゃんと読みたいなぁ。アーサー・C・クラークは短編がすごい読み易くて色々読んでいたのですが(とゆうか、私はSF小説は圧倒的に短編ばっかり読み漁っちゃう)、そのくせ『2001年宇宙の旅』の一連の作品群は全く手つかずだったので(あるいは10歳の頃の分からな過ぎた思い出が関係しているのかもしれないけれども)、このあと順次読んでいってみようと思います。それも楽しみ!!
これで映画関連記事のこの「○○年映画の旅」も堂々と掲げていくね!!(え?)

ボヘミアン・ラプソティー ★★★★★
「ラスト21分」。ぶっ通しのライブシーン。そこに至るまでの、バンドの物語。
……正直クイーンは全く通っていないのですが、バンドという存在に現状なお夢中になって人生を送っている我が心は揺さぶられっぱなしでした。あれだけのステージに立つためには、人間としてあれだけの力が必要なのだろうと改めて頭ブン殴られた次第。私も私の大好きなバンドの物語を精いっぱい読んでいきたい。だって彼らはまだ、私の目の前で歌ってくれているのだから。

くるみ割り人形と秘密の王国 ★★★★☆
チャイコフスキーのCDを引っ張り出してきて、とりあえずバレエ組曲くるみ割り人形』を聴きながらこれを書いておりますが……。もしもこれらの音楽が無かったらこの映画は成り立たなかったとも思うけれど、それにしたって観やすい映画でした。
てゆーかモーガン・フリーマンがびっくりするくらいちょびっとしか出てこなくてびっくりしたんですけど(語彙)、あああぁぁマッケンジー・フォイちょおおぉぉ可愛いなぁぁぁ……!!! そんでもって脇を固めるのがキーラ・ナイトレイにヘレン・ミランってむちゃくちゃ豪華じゃん……。
そして! お衣装が!! 最高に素敵でした!!! あの衣装を眺めるためにもう1回観たいくらい(いま1ヶ月映画フリーパス有効なのでホント観るかも)。現実世界でクララが着てるシフォンのラベンダー色のドレスからして激カワだし(ただしあれ1枚で雪原に出たら死ぬね!)、そのあと王宮でシュガー・プラムに着せ替えしてもらうあのドレスやばいですね。やばやばです。からの、あの軍服たまらん……。
モーガン・フリーマンもだけど、くるみ割り人形と、そしてバレリーナ・プリンセスにミスティ・コープランドをキャスティングしているところが話に聞いていた最近のディズニーだったし、すごいCLAMPぽさ感じました。伝わる人には伝わると思うんだけど…。
しかしこれを観て思ったのは、いかに普段は多大な労力を払い大変な物語を摂取しているかってことですよ……。

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2018年映画の旅②

ものすごい主観であります。
かなり偏った趣味だと思われます。ラインナップ的にも。「2018年に映画館で観た」作品を扱っています。ので、制作年度は準じていないです。あと、基本甘口評価でいきたいタイプです。

レッド・スパロー
 ★★★★☆
好きです(笑)。
あ~~ジェレミー・アイアンズが素敵だな~~。てゆーか登場人物がみんな魅力的だったしゅごい……。あとやっぱり、金髪の魔力ってすごいなって思いました。もっとも「黒髪の多い南欧では金髪への憧憬が強く、金髪の多い北欧では黒髪への信仰がある」って話を小耳に挟んだことありますけども。
アトミック・ブロンド』よりも、ヒロインがイチから出発する分だけ寄り添って観られるよね。『女王の花』じゃなくて『暁のヨナ』みたいな(伝わらない)。

タイタニック ★★★★★
午前10時の映画祭9オープニング作品。1997年12月日本公開。
そう、私は、その時、リアルタイムで映画館で観たのだ。
絶対にコケると言われていた前評判も知っている。「でもこれは絶対に良い映画だ!」と確信に満ちた母親に連れられて。封切り直後のガラガラの劇場。当時12歳。ただ圧倒された思い出だけの、20年前。
その後、TVでも観ていない。なんとなく怖かったんだろうなぁ。20年経ってもう1度劇場に足を運ぶのも怖かったんだけど、32歳になって観たら何を思うんだろうって好奇心があり、意を決して劇場のシートに身を委ねてからの3時間。なんなら20世紀FOXのファンファーレで泣いた(バカ)。
でも本当に、最初の1シーンで涙が溢れてきたんだよね。ただそれって、20年前に観ていたからこそなんだよね。『フォースの覚醒』でソロ船長に再会した時の興奮と似ているのかもしれない。私の映画人生のひとつの象徴だったのかもしれないと、今になって思うのです。20年前にたった1度きり観た映画なんて、ほとんどだいたい忘れてるのよ。でもね。この映画だけははっきり覚えていたし、なんなら観ながらどんどん思い出してきて、「あぁぁラストカットってこうだったよね!??」って中盤でハッとしてその時点で号泣するし……。20年経って、私はこの映画の本当の偉大さを噛み締められたのだと思います。
だから、また20年経ったら観ようと思います。本当に、今回観られて良かったなぁ。映画そのものもだし、あとは私の人生として。そろそろ『プライベート・ライアン』とかももう1度観られる気がしている(あれも本当に大変な映画だった)。
どうでもいいんですが、作中のメイドさんの衣装を観て「森薫さんが解説してた通りの! この時代のメイドさんのお洋服だ!!!」って興奮したので、そういう意味合いでも自分が随分と年を取ったなと思いましたね……。

君の名前で僕を呼んで ★★★★☆
Call me by your name. なんて美しいタイトルなんでしょう、本当にね。
正直な話、こうゆうストーリーの…それは美しいストーリーなんですけど、ある種の普遍性があるじゃないですか。美しい少年と、美しい青年。ひと夏の、あの夏の日の、恋。
この映画を決定的に崇高な境地に至らしめたのは、エリオとオリヴァーそれぞれの役者さんの熱演もさることながら、紛れもなく少年エリオの両親の存在。震える声で迎えを頼む息子に、何も尋ねることなく車を出す母。そして、そんな息子が帰宅した時に、あんなにも美しい言葉をかける父ーー。
「多くの親は子供の感情が早く落ち着くのを願うだろう。けれど私はそは思わない。心を殺していくと、ひとは30歳までに多くの部分を削がれてしまう。そうすると、次に愛した相手に与えられるものが少なくなる」。
……ティモシー・シャラメ、果てしなく澄みきって美しかったです。アーミー・ハマーとのバランスも最強でした。『タイタニック』の2人もそうだけどさ、今この時しかない決定的な瞬間の輝きってやっぱりあって、それを結晶として残すことのできる映画って偉大ですね。
「両親は知ってた」「そうだと思っていた。僕を義理の息子のように扱ってくれたから」。

レディ・プレイヤー1 ★★★★★
超快作!!!!
あー、コレ、MX4DとかIMX3Dとかで観たら本当にすごいんだろうな~~酔うから観ないけど!!! “スピルバークから日本へのプレゼント”って、本当にね。悪役が使うのは絶対にゴジラじゃだめなんだよ、メカゴジラじゃあなきゃ。私、ガンダムほとんど通ってないけど、でも「俺は、ガンダムで行く」って日本語で言われたあの暁の胸の高鳴りを一体何に例えよう!!! ちなみに私も『シャイニング』は観てないよ! 理由はエイチと一緒でホラーだからだよ!!!
あーほんとちょー面白かった! それ以外に必要なことなんてなーんもないよって心底思わされたもの。『E・T』でスピルバークに魔法をかけてもらった私たちは、彼の魔法は本物だって知っていたはずなんだ。そして、ハリデーというキャラクターこそ、私たちの映画の夢の全てだと思ったんだ。

地獄の黙示録 ★★★★☆
戦場の狂気が、映画に乗り移った。結果、完成したのは異形の戦争映画。撮影に際して実際に森を焼き、牛を屠り、なんかもう人1人殺してても驚かない勢いの、画面。
主人公の大尉が、任務の前に街のホテルで過ごしている時はまるで廃人なのに、戦場に出たとたんにそこを地獄と呼びつつも研ぎ澄まされて、ある意味ではいちばんマトモになる。けれども辿り着いた結末は、そんな彼さえも混迷の底に引きずり込む、未知なる狂気。
てゆーかハリソン・フォード出てたの気付かなかったし、若かりしローレンス・フィッシュバーンが別人すぎて!!! とゆーところも興味深かったです。あとやっぱり、ロバート・デュバル演じるギルゴア中佐は圧倒的。でも何よりもマーティン・シーン、とっても素敵でした。

ファントム・スレッド ★★★★☆
みんな…毒キノコを……持ち出すんだな……。
優雅にして華麗。圧倒的なドレス。何の説明も無くとも、身に纏うことは誇りであり作品であるということを訴えかける。そこには何の疑問の余地も無い。最近、とても服飾に興味があるので、そこもすご~~~く素敵でした。突拍子もなく幸せなラブストーリーと共にね。

30年後の同窓会 ★★★★☆
ローレンス・フィッシュバーンベトナム退役兵の30年後を演じているというわけで、すさまじくタイムリーなタイミングで観られた気がします(別人すぎるけど!!!)。
回想シーンを一切用いないからこその、圧倒的な現実感。描かれるのは戦場ではなく、アメリカの街並み。住宅街。そして墓地。けれどそこに根を下ろして沁みついて離れない、戦争の暴力的な存在感。素晴らしかったです。

ハン・ソロスター・ウォーズストーリー ★★★★☆
果たして私はハリソン・フォードじゃないハン・ソロを受け入れられるのか…。とか思いつつポップコーン抱えて席についたので、お前すでに受け入れてるだろって感じだったのですが……。結果…ちょー楽しかった……(笑)。
オールデン・エアエンライクが、ちゃんとそれはもうすごく雑に丁寧にハン・ソロしてくれてた!! キャラクターとしてめちゃめちゃに強いんだなハン・ソロって実感!!(もちろんそれを確立させたハリソン・フォードの偉大さな!!)。
そんでもってキーラ役のエミリア・クラークが超別嬪さん。素敵。
しかして極めつけのキャラクターはL3だった。彼女は偉大。
今作のアメリカでの初動が鈍かったので(他の同シリーズ作品に比べては、という話だけれども)、今後のスピンオフ白紙ってニュースを見かけたのだけれど、今探したら出てこないんだけどけっきょくどーなったの…?? まぁ確かに数撃ち過ぎてるからこっちも追っかけるの大変だし、エピソード9の後まで私は追うのか追わないのか!? って感じではありますけども。でもやっぱり愛さずにはいられないシリーズなんだよなぁ~~~と実感。

スターリンの葬送狂騒曲 ★★★★☆
いやー…笑っちゃったわ(笑)。
恥ずかしながらこの辺の時代のことはほぼ知らなくて、後年フルシチョフが権力を握るってことしか分からずに観ていたのですが…(てゆーか、フルシチョフ役の役者さん、ちょープーチンに似てない…??)。観終わった後、いろいろ調べ回っちゃったから偉大…。
誰がどういう肩書きで何の人なの!? って冒頭に混乱してたら、スターリンが倒れた直後に部屋に駆け込む際にスローモーションになって、バーンって登場と同時に肩書と名前を画面に出してくれたのすげぇ凄かった(語彙)。集大成は遅れたやってきた男・元帥ジューコフな!!
あー、それにしても勉強になりました。でもホントに笑っちゃったから怖い。

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2018年映画の旅①

ものすごい主観であります。
かなり偏った趣味だと思われます。ラインナップ的にも。「2018年に映画館で観た」作品を扱っています。ので、制作年度は準じていないです。あと、基本甘口評価でいきたいタイプです。

ペーパー・ムーン
 ★★★☆☆
テイタム・オニールに脱帽。
去年『グロリア』観た時は「子供~~~」って思いながら観てたけど、いやぁこれは真逆でした。すごい。

ジオストーム ★★★★☆
あっはっはっはっは!!! ちょー面白かった(笑)。あー、コレコレ! って感じ(笑)。
ほんとにテンプレ通りだからぜんぜん心配しないで観られるし、でもアビー・コーニッシュ演じるシークレットサービスのお姉さん最高でした(笑)。
…あのね、エド・ハリスが出てるんだけどね、あー超歳とったなぁって思ってね……。『ブレードランナー』のハリソン・フォードにも思ったんだけどね。つまりは私も歳とっただけの話なんですけどね。な~~~!! とにかくただひたすら面白かったです。ハイ。

ダークタワー ★★★☆☆
なが~~~い原作をきゅっとまとめた結果、ものすご~~~い説明不足で、まぁ分かる! 分かるんだよ大して考えなくても分かるってゆうか細かいことを気にしなければ一切問題はないし、あの「大人の男と少年」ってコンビの普遍性です。それです。

ロング,ロングバケーション ★★★☆☆
最後、そーなるのかぁ~~まぁそうっちゃそうなんですけどもね。うーん。終活ってむつかしいですね!! 私、超長生きの家系なんだけど、だからあと60年くらい生きるんじゃないかって思ってて(え?)、そうするともう何でもできる気がしちゃうんだよなぁ~~。がんばって生きます……。

グレイテスト・ショーマン ★★★★☆
最初ちょっとあまりにあんまりにも直球勝負過ぎやしないかとヒヤヒヤしたんですけど、まぁクライマックスに見せつけられたのは王道の圧倒的強さでした。
でも下層から、上流に見下されながらのし上がってきたバーナムの気持ちはすごい分かるんだよね。だからこそメンバーも彼を見捨てなかったわけだろうし。そう、けっきょく同じ人々だったのだろうね。
ただひとつ思ったのが、あの時代のバレエは未だ不動の芸術ではなく、下層の少女たちがのし上がっていくための手段ではあったんだよねってゆう。

ビッグ・シック ★★★★☆
エミリーの母親役のホリー・ハンターがめっちゃくっちゃチャーミングだったなぁ…。
人は、自分の出身地を離れた方が、アイデンティティーを守るためにより保守的になるそうです。ということを歴史の本で読んだのですが、2世代目になるとそんなことって本当にどうでも良くて。だって、時は21世紀なんだら。
素敵な素敵な佳作。それにしてもアメリカのスタンドアップコメディーってちょー分からないな!!(笑)

シェイプ・オブ・ウォーター ★★★★☆
大人のおとぎ話。
41歳のサリー・ホーキンスが、自慰をしようが何をしようが最後の最後まで無垢の少女のようで、それだけで全てが奇跡みたいでした。

The Beguiled/ビガイルド~欲望の目覚め~ ★★★★☆
女たちも女たちだったが、男も男だったぜ…というお話。男がどこまで意図的だったのか(男って呼んでてごめんだよ)、それがちょっとよく分からないんだけど。まぁ男としては戦場を抜け出して得た楽園を離れがたかったのも良く分かるし、そこにいろんな年代の女しかいないってなっちゃあまぁそうなりますよね!! だからこそのこの物語だし、最後に女たちが下した結論には「うん、それが良いと思うな!!」って気分でした(笑)。
粒ぞろいの女優陣がやばいやばい。てゆーかエル・ファニング素敵になってきたねイイネ~~。

トゥームレイダー ファーストミッション ★★★☆☆
アリシア大好きおじさんなので観に行っちゃうよね! てゆーかアリシア、出会いが『リリーのすべて』だったから、なんかたぶんいちばん老成した役どころから入っちゃったんだけど(あと、コスチュームプレイ多いよね)、今回のララはホントに大学生っぽさ満載で新鮮でしたし! 鍛えた肉体のスレンダーな美しさったら!! ああなりたい!!! じゃあとりあえず走れよ!!!
ストーリーとしましては脈々と受け継がれる由緒正しい冒険活劇で、目新しいことは一切なかったんだけど。てゆーか「卑弥呼かよ!!」ってぜったいみんな思ったよね(笑)。でもちゃんとお金をかけて作ってあるので大丈夫ですよ!! あと、台詞で「卑弥呼」って言ってても、字幕では一貫して「女王」とのみ表記していたのが良いお仕事でした。
つまり、アリシアが可愛かったです!!! そら泣きたくもなるわってところでちゃんと涙目になるのが良かったな~~。

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