ぽぽぽ?(仮)

日々もろもろ。

続・あまり長くなく且つ他人の言葉を。

「彼らは互いをあるがままに受け入れ、理解し合った。一人ひとりがそこに深い幸福感を抱けた。しかしそんな至福が永遠に続くわけはない。楽園はいつしか失われるものだ。人はそれぞれに違った速度で成長していくし、進む方向も異なってくる。時が経つにつれ、そこには避けがたく違和が生じていっただろう。微妙な亀裂も現れただろう。そしてそれはやがて微妙なというあたりでは収まらないものになっていったはずだ。

シロの精神はおそらく、そういう来るべきものの圧迫に耐えられなかったのだろう。今のうちにそのグループとの精神的な連動を解いておかないことには、その崩壊の巻き添えになり、自分も致命的に損なわれてしまうと感じたのかもしれない。沈没する船の生む渦に呑まれ、海底に引きずり込まれる漂流者みたいに。

シロはおそらくそんな状況から逃げ出したかったのだろう。感情のコントロールを絶え間なく要求する緊密な人間関係に、それ以上耐えられなくなったのかもしれない。シロは五人の中では疑いの余地なく、最も感受性の強い人間だった。そしておそらく誰よりも早く、その軋みを聞き取ったのだろう。」


割と長かった……。
村上春樹が多用する「損なう」という言葉の本質を人生の実感として私は今初めて理解したような気がする、そんなお年頃です。
――「楽園はいつか失われるものだ」。



「いや、おれは冷静でもなければ、常にクールに自分のペースを守っているわけでもない。それはただバランスの問題に過ぎない。自分の抱える重みを支点の左右に、習慣的にうまく振り分けているだけだ。他人の目には涼しげに映るかもしれない。でもそれは決して簡単な作業ではない。見た目よりは手間がかかる。そして均衡がうまくとれているからといって、支点にかかる総重量が僅かでも軽くなるわけではないのだ。」

あまり長くなく且つ他人の言葉を。

少し前から長い文章を書きたくなって、けれども最初の一言が全く思いつかずに放置していたらその波自体が沖合に引いてしまったという残念な結果から改めて文章を始めてみるよ!!


村上春樹の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を、読了時期以来ぶりぐらいで読み返したり。きっかけは9月13日のあのライブだったんだけど。
たぶん、それを自分でタイピングしたいだけなのでタイピングします。それだけ。

「私たちが私たちであったことは決して無駄ではなかったんだよ。私たちがひとつのグループとして一体になっていたことはね。私はそう思う。たとえそれが限られた何年かしか続かなかったにせよ」

「でも不思議なものだね。あの素敵な時代が過ぎ去って、もう二度と戻ってこないということが。いろんな美しい可能性が、時の流れに吸い込まれて消えてしまったことが」

「すべてが時の流れに消えてしまったわけじゃないんだ。僕らはあのころ何かを強く信じていたし、何かを強く信じることのできる自分自身を持っていた。そんな思いがそのままどこかに虚しく消えてしまうことはない」

FoZZtone数え唄 -24-

HANDSOME8.2014年4月5日@下北沢風知空知
ハンサム夕方の部。恐怖の2回回し2以下略。やる方もやる方だし、観る方も観る方だし(笑)。でももうちょーお楽しかった! この頃からアイドルだとは言ってたけど、今はもう本当にアイドルなので遠慮なくきゃーきゃー言えるけど。やっぱりまだちょっと遠慮があったかもしれないから、今年以降はきゃーきゃーしてこ!! あと、失踪事件のカタがついた日でもあったよね(笑)。

渡會さん29.2014年4月6日@下北沢風知空知
語る言葉が不必要な、それはそれは素晴らしいライブだった。とんでもないほどたっぷり余すことなく演奏してくれた。お誕生日、おめでとう。毎年お祝いできることを心から幸せに思います。大好きだよ。

71.2014年4月11日@福島Outline
本当は2月に開催されるはずだったイベントが大雪で中止になって(フリー切符で行こうと思っていたので、雪の中払い戻しに行った記憶…)、でもおんなじメンツで直後に振り替え日程が発表されたので無理を押して新幹線で行って新幹線で帰ってきたリッチか!? でも、planeが出るのって、私、本当に外せなかったんだよね。けっきょく、FoZZtoneとplaneだったんだなって。20代前半を一緒に駆け抜けてくれたあのバンドも、10代の闇の中で鳴っていてくれたあのバンドも。今も大切だけれど、生身の存在として添い遂げるのはこのバンドたちなのだなと。フォズは活動休止して、planeはオリジナルメンバーを守りながらも細く活動しているけれど。私が変わっていくように、彼らも変わって、それでも一生続けることができるなら。なんて素晴らしいんだろうと思うのです。

72.2014年4月13日@長野CLUB JUNK BOX
GOING UNDER GROUNDのツアーにお呼ばれしたライブ。竹尾さんが「名古屋ー!!」って叫んだ直後に「やっべ!!!」って言ったこのライブ、みんなで示し合せて『Shangri-La』でサイリウムを振り回しました(笑)。『TOGH!!!』聴けて嬉しかったなぁ。「今日は丈さんに捧げる」って言った『LOVE』は、もう。〝世界の果てより遠くで待っている 互いを損ない去っていく君へ〟か。まさしくだね。

竹尾さん4.2014年4月20日@下北沢GARAGE
Sweet Spot本格始動。藍坊主の田中さんと。ギタリストの話を聴く機会はなかなかないので(ベーシスト、ドラマーもだけどもね)、稀有な機会としてこれからも楽しみにしています竹尾さん。

FoZZtone数え唄 -23-

セカフォズ3.2014年3月20日@大阪MUSE
つまりそれはセカフォズのレコ発イベントだったので、セカフォズも観ました(笑)。フォズはキリッと、セカフォズはわちゃっと。すごくバランス取れてたよねこのツアー。って今思い出した。思い出せて良かったなぁ。で、19時に大阪について24時前のバスで大阪を発つというね(笑)。それでも観たいライブがそこにあるのよ。

70.2014年3月30日@名古屋CLUB UPSET
この日はバスで行ってバスで帰ったから、ゆっくりお茶する時間もありましたし(笑)? で、『Sir,Isaac!』やってくれて泣き崩れるってゆうな!! 竹尾さんが自分の振り落とした帽子を蹴り上げたらキャプテンの頭に命中したのが奇跡だった(笑)。

セカフォズ4.2014年3月30日@名古屋CLUB UPSET
つまりそれはセカフォズのレコ発イベ以下略。名古屋だからっていう緊張感はもうなかったよね。楽しかったー!!

渡會さん28.2014年4月1日@下北沢GARAGE
色々あったよね。失踪事件とか!!!!!

HANDSOME7.2014年4月5日@下北沢風知空知

ハンサム夕方の部。恐怖の2回回し1回目(笑)。『Stupid!!!』お披露目。

FoZZtone数え唄 -22-

セカフォズ1.2014年2月23日@渋谷TSUTAYA O-WEST
だので、ディスクガレージのイベントにセカイイチFoZZtoneで。もう! なんか! むちゃくちゃに楽しかった\(^o^)/ セカフォズの弾ける楽しさは本当にこの時期だけのものだったから、余すことなく楽しめて良かったね。

渡會さん27.2014年3月10日@下北沢GARAGE
宇宙会議。この時期、すごい頻度でうちゅかいぎしてないか(笑)? 例によって内容は覚えてないよ!! でもこの日、ヒロ伊能さんが出てる。たぶんちゃんと宇宙だったんじゃないかな???

68.2014年3月11日@仙台JUNK BOX
スターピース。仙台は仙台駅を基本に考えれば道が分かるようになってきましたが、変則的に行こうとすると迷うで油断禁物!! MACANAの前で、4月にあったハンサムのライブの予約電話を友達とすごい勢いでしてた思い出があるよ!! 仙台で、この日に『LOVE』が聴けてすっごくすっごく嬉しかった。あと、頑なにこの日は行かないって言い張ってた別の友達が蓋を開けたら来てたのには大爆笑したよね(笑)。でも、彼女がいてくれてるから私は安心してライブに行けてるんだろうなぁと思うんです。いつもありがとう。

セカフォズ2.2014年3月12日@NHKみんなの広場ふれあいホール
で、次の日は東京でラジオの収録ライブだよ。セカフォズだよ!! 抽選式だったので見事に外れまして、ペア入場だったので一緒に連れってくれる人にくっついていったよ! ワタシ、本当にこーゆぅの当たんないよね~。にしてもめちゃくちゃ楽しかった! ああゆう会場だと渡會さんは客席を走り回るよね(笑)。NHKということもあってか、絶対に普段のライブではいらっしゃらないようなおばあちゃんが来ていて(たぶん、知っていようがいまいが、こういう観覧に応募して来るのが趣味なんだと思われます)、終演後に「今日は当たりだったね~」って嬉しそうに言っていて私も嬉しかったです。

69.2014年3月20日@大阪MUSE
…仕事休めなくって、でもこの日は15時半に上がれる日だったので、そっから早足で駅まで行って新横浜行って、新幹線乗っかって新大阪までひとっとび。開演時間に駆けこんで、『ENNEMY』をやってくれた時は泣き崩れたなぁ…新幹線ぶっ飛ばして行って良かったなぁ……。

FoZZtone数え唄 -21-

番外33.2014年1月17日@代官山LOOP
渡會さんには圧倒的ホームグラウンドであるGARAGEってハコがあるわけだけれど、LOOPも渡會さんのこと大好きで嬉しいなって。そんな風に思ってます。ルーパーで録音した歌を流しっぱにしてステージから降りてお酒を取りに行くというあれ、初めて観たのはこの日だったかなぁ。すっごいほんわか楽しいライブだった覚えがある。何故かチケットの裏面にサインしてもらって、いつもチケットはノートに貼るんだけど貼れなくなっちゃったから今もお財布の中に入ってる(笑)。

番外34.2014年1月26日@新宿タワーレコード7Fイベントスペース
セカフォズのレコ発で、渡會さんと岩崎さんの2人。「セカイイチFoZZtone」名義での活動も番外に数えていこうかなと。この日は特に2人だけだったしね。てか、インストア行ったの、フォズ絡みでは実は私この日が初めてなんじゃ…?? こーゆうオープンなところで観るの、本当にワクワクするよね!!

番外35.2014年1月27日@下北沢GARAGE
で、この日は俵田教授で宇宙会議。内容は基本的に覚えてません\(^o^)/ もう、いつの何がどれだったやら…(笑)。

番外36.2014年2月4日@渋谷タワーレコードB1F CUTUP STUDIO
セカイイチFoZZtone」名義では初の活動? かな。ステージの上に7人がいるのって、すっごく壮観だなって思ったんだよね。

67.2014年2月23日@渋谷TSUTAYA O-WEST
ディスクガレージのサーキットイベント。「FoZZtone」と「セカイイチFoZZtone」で2ステージ登場。なのでまず、FoZZtone。『Juguar in the stream』やったなぁって思いだしたら、カラオケ大作戦ってこの時期だったんだね(笑)。懐かしいなぁ、色んなことやってたなぁ。結局この時はカラオケに入れられなかったんだけど、のちに色んなツテで入ったから、割と努力って報われるよ!! てか、このイベントちょー楽しかったよね! このあと事務所移籍してイベンターさんがディスクガレージじゃなくてキョードートーキョーになっちゃったから、たぶんもうこの系列イベントには出ないんだろうなぁ。

FoZZtone数え唄 -20-

渡會さん25.2013年12月19日@新宿Naked Loft
てゆーか、この週本当に観すぎじゃないか(笑)? 観るというよりも、もはや会いすぎなあれがある気がする…。『ハレルヤ』のMVの撮影に参加させて頂きました。この日と、セッション会のあった17日の撮影を経て出来上がったんだな、と。お話もすごく面白かった!!

竹尾さん3.2013年12月22日@下北沢GARAGE
Sweet Spotのプレイベント的な。竹尾さんとキャプテンでってゆうイベントでした。楽器は私自身は全くできないんですけれども、開設してもらえると有難いですわー。ドラムなんて本当に訳分からないですもの。叩けば音が出るのは自明の理として、ドラムセットって何か色々いっぱいあるし!! これ以降、竹尾さんがオーガナイザーになってギタリストを迎えるというイベントに育っていくのよね。

渡會さん26.2013年12月26日@渋谷TSUTAYA O-Crest
コピ語りファイター。渡會さんが禁じ手ギリギリのルーパーフル活用で洋楽を3曲歌い倒して去っていって3曲だけなのにもう大満足!! なライブだった!!! この数日後のハンサムの時に、「あの日、俺おいしかったでしょ?」ってステージの上から訊いてくれて。すっっっごく「うん!!!」って思いました\(^o^)/ 同時に、ああ、自分のお客さんだって、自分以外であるはずが無いって信用してもらえてるんだなと思って嬉しかったですのよ私。

HANDSOME6.2013年12月28日@新代田crossing
ハンサムグルからのハンサム。一晩かけて歌い倒して喋り倒して。ただ、徹夜明けで仕事に行くのはもう絶対にしないよワタシ!!!!!

66.2014年1月15日@渋谷TSUTAYA O-WEST
10周年バンド4組のイベント。このイベントが1年後の布石みたくなってくるから、なんともはやでございます。この日も、1年後も、楽しかったし、思い出深かった。2014年の幕開け。14年はセカフォズと追加公演に明け暮れたね、思えばね。そう、後から思えば何だって。