ぽぽぽ?(仮)

日々もろもろ。

坂東三十三所巡礼6日目 星谷寺・長谷寺

2021年4月11日(日)

⑧第八番 妙法山 星谷寺(星の谷観音)
春の18きっぷに追い立てられて、それによって2~5日目は遠出しまくっておりましたが、最後の1回は4月10日の最終日に実家に日帰りすることで晴れて消費いたしました、やったね! 「ネコキトク」って報を受けて急遽帰ったんだけど、ねこ生きててまじ良かった、実家に17年いるねこほんと可愛いねこ……。

とゆうわけで18きっぷから解き放たれたので、しばらくは近場を回ります。居住地の神奈川県内。前日に千葉のそこそこ果てにある実家に普通電車日帰りという荒業をしたため身体はバッキバキでしたが、あんまりにも天気が良いので午前10時くらいにとりあえず第八番に行こうと家を出ました。でもなんか近場だと思っても普通に1時間くらい電車乗るのよね。そんでもって、座間。

米軍のキャンプ座間がある。
それがこの日以前までの私の座間知識のすべてです。あんな普通電車しか止まらないのどかとしか言いようのない駅だと思いませんでした。もう、超絶フツウ。駅前の市営住宅っぽいマンション(イメージです。実際に市営なのかは分かりません)の脇を抜け、日本中にありふれた穏やかな住宅街を少し歩くと、すぐに第八番の星谷寺です。
この日は非常に天気が良かったものでしたから、山門に囲われるわけでなく青空の下に力強くたつ仁王像が青空に映えておりました。新緑の葉をつけ始めた大銀杏もとっても見事。観音様にお参りして御朱印長をいただきます。なんてスムーズな展開。

じゃあ六番のお寺さんに向かうかなぁと来た道を少し戻ったら、神社に伸びる長い階段を発見。私、そーゆうの、好き。だので、嬉々として、登る。こじんまりとしたお社が建てられていたのでご挨拶する。でもここも先ほど訪ねた星谷寺の観音様にまつわる伝説のある神社だったのでお参りできて良かったです。
それでトコトコ今度は階段を下って行ったんですが、その付近にあった案内板を見たら、これはなかなか広そうな公園の端っこに位置しているらしい。急ぐ旅ではぜんぜんないので、それにこの先もう1度座間に来ることなんて無いかもしれないし、せっかくなので寄ってみることにして入口の方へと向かってみる。

座間谷戸山公園。それがその公園の名前でした。そして本当に美しく広大な公園でありました。整備された里山の風景というのは本当に、何にも増して素晴らしいのだなと思いました。お近くの方、また通りすがりの方は是非。けっきょく1時間くらいふらふら歩き回ってた。こういう出会いを大切にしながら旅を続けたいと思う次第。

 
 
 
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⑨第六番 上飯山 長谷寺飯山観音
坂東には、「長谷寺」が3か寺あるのだなぁ……。読みは「はせでら」「ちょうこくじ」があって、ここはたぶん(たぶん?)「ちょうこくじ」ですが、私の納経帳には「はせでら」ってルビふってあるなぁ……。
そんなわけで、座間から小田急線で3駅の本厚木から、路線バスに乗って20分ちょっと。神奈川県に……こんなところがあったんだ……。あぁ山が近い、そうかこの山(坂)の東を指して坂東というわけかぁ……。そんな、そんな実感を得る山の中。やぁ~、厚木って大昔の就活中にセミナーかなんかで遅い時間に来て、なんか治安悪いって思った印象しか無かったんですけど(失礼)、今回でガラッとイメージ変わりました。すご~い! バスでちょっと走っただけでこんな光景に出会えるんですね!!

トコロデ。まだ9か寺しか詣でておりませぬが。現時点での階段オブザ坂東、ぶっちぎりでこちら飯山観音様です。車で近くまで上がっちゃえばそこまででもないと思うんだけど、バス停からの徒歩勢としてはここはマジやば。段数もさることながら、絶妙なその段の高さ。背の高い人なら1段飛ばしの方が楽だと思うが、私くらいだとそれはそれで高いし、かといってこの小刻みな段はすごい……くる。
しかして桜の名所。18きっぷで巡るには向かない場所だったため、染井吉野に遅れて今時期の訪問と相成りましたが、その名残を見るに盛りは本当に素晴らしかろうという風情。染井の合間の八重桜が数本、ちょうど満開でお出迎えしてくださったのが嬉しかったでございます。シャガも山吹も見頃でございました。やっぱり花の季節は楽しいね!

帰り際ってゆうか参拝後、白山のハイキングコースにちょっと入ってみたんだけど、思ったよりも人気のない山(キレイに整備してくださってます)と、過酷な階段とタイムスケジュールにより、途中のベンチでおにぎりを食べて下山してしまったとですが、山頂が割とすぐのところだったらしくて、もしも次の機会があるなら頂上まで行きたいですね……。厚木駅行のバスに乗り、また小田急線でトコトコ家路につくのでした。バスですら大して時刻表気にせずに動けるのはラクだわ~。
それにしても18きっぷから離れて近場を巡る旅に、ここまで旅情があるとは思いませんでした。素敵な出会いの連続ね。

 
 
 
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