ぽぽぽ?(仮)

日々もろもろ。

坂東三十三所巡礼5日目 中禅寺

2021年4月3日(土)

⑦第十八番 日光山 中禅寺(立木観音)
この日は……最寄り駅を6時6分に出ました……。すげー偉い……。
日光。数年前に東照宮近辺は行きましたが、中禅寺湖となると小学校の修学旅行以来です。小学生のクラスは私含め13人でした。13人1クラス6年間一緒って今考えるとけっこう特殊よね。ありとあらゆる行事をその13人で回したわ~。ミニバスレギュラーがんばったし走り高跳び出場したしアコーディオン弾いたわ~……。

そんな遥かなる小学生時代以来です。だから私はすっかり忘れていたのです、中禅寺湖のことを。いろは坂があんなにスペクタクルアトラクションなことも。そんでもって、中禅寺湖がまだ冬だってことも……。
いやほんとね! いろは坂まじですごかった!! あんなとんでもねー勾配にあんな坂を敷いて、そこをぐんぐん登る路線バス。いつもありがとう路線バス。紅葉の季節などはここが大渋滞というのはけっこう恐ろしいなとも思い、すいすい登れる今時期に来たのはまぁ良かったのだろうけれど、でも確かに新緑や紅葉の季節に来たくなるのは分かる。素晴らしいのだろうなぁ。

とゆうわけで、日光駅から路線バスに50分くらい揺られて辿り着いた中禅寺湖は霧にかすみ、下界とはまったく違う季節でした。同じバスから降りた人が「こんなに人がいない日光は初めて」と言っており、少々寒々しいくらいではありましたが、ともかく第一の目的地である中禅寺まで歩き始めます。中禅寺があるから中禅寺湖なのであって、きっとその逆では無いのでしょうね。
そんな中禅寺湖のほとりを15分ほど歩いての中禅寺です。立派な門構えです、観音堂含め建物は新しめだけど(明治時代に土石流被害に遭ったんですね)。そんでもって完全に檀家を持たず参拝者からのお布施や寄進などに支えられているだけあって、拝観料は必要ですがお坊さんがいろいろ手厚く解説してくれます(お守り等の営業もしてくれます)。784年からこの場所に立ち続けていらっしゃるという立木観音様は、割と年月を感じさせないつやつやしたお姿であらせた。しかして秘仏が多い坂東三十三霊場の中では、ここまで全面的に直接仏様を拝ませていただけるの有難し。なんせ偶像崇拝の徒なのでね私は……。

それにしてもやっぱりこの気候でお堂などに長居すると冷えてきちゃってね。そろそろお昼時だしあったかいもの食べに行こうと来た道を戻ります。事前にガイドブックで見かけて気になっていた超絶オシャな湖畔の洋食屋さんに入ります。たぶん平常時だとすごい混んでるんだろうなぁと思うんだけど、お昼時にすんなり入れました。1人でお店の前のメニューをちょっと覗き込んでたらすぐに店内からどうぞ~って声かけて下さり、流石でございました。そんでもってお味が本当に……本当に素晴らしかったです……。一押しのビーフシチューをいただいたんですけどね、もうね、何事かってレベルだし自家製のパンもめっちゃくちゃ美味しかったですわ……。メープルというお店です。

そのあと身体もあったまったので湖畔でちょっと遊ぶ。遊ぶというようなバリエーションは無いが、とりあえず水際まで行って腰かけてなどみる。しかしてそれにも限界がありますので(なんせ寒いし)、四半世紀ぶりに華厳の滝を見に行きます。滝。上から覗き込んでも見えて、「あれ? こんなもんか??」って思ったけど、お金払ってエレベーターで降りた先から見たその光景はやはりその名に相応しい神々しさ。那智の滝のが真下から見られるからやっぱり迫力は負けるかなとも思うんだけど、真正面から眺める威容はやっぱり圧巻です。この時期だと水量はピークじゃないだろうなぁ。
雪が残って色のない世界だったから、新緑でしたり紅葉でしたり憧れ~~でも混んでるんでしょうねぇ~~~。

そうして再び一大スペクタクルいろは坂を下りまして(このとき車窓から覗き込んで眺めた遥か山麓に続く坂の光景は本当にすさまじかった。行より感動した、しゅごい……)、帰り際にせっかくだからと二荒山神社などお参りいたしました(東照宮はお値段高めで人も多かったので……外から拝みました……)。もう完全に修学旅行!!
いや~~総括するといろは坂ほんとまじすごかった。ただね、やっぱり流石にくたびれたわよね、朝6時発で帰ってきたの20時とかだったから(笑)。

 
 
 
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