ぽぽぽ?(仮)

日々もろもろ。

2022年映画の旅②

ものすごい主観であります。かなり偏った趣味だと思われます。ラインナップ的にも。「2022年に映画館で観た」作品を扱っています。ので、制作年度は準じていないです。あと、基本甘口評価でいきたいタイプです。

スタンド・バイ・ミー ★★★★☆
確固たる“男の子の映画”。そしておそらく、少年たちが綿々と受け継いできたこの悲しみの形は、今の時代以降は段々と薄らいでいってしまうものなのだろうなぁとも思いました。
ゴーディとクリスの輝かしい悲しみはもちろん美しいんだけれど、テディの背負っている業の悲しみが胸に迫ってきました。そして何よりも、1人森の中でものも言わずに死んでいた少年の蒼白の顔が。

オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体- ★★★★★
地道に、堅実に、しっかり、ゆっくり、時に大胆に積み重ねていった歴史の一葉一葉が、最後の最後に一気に押し寄せてくる感覚を。派手ではない、押さえたトーンの暗い色彩と抑制された感情の果てに、観る者の心のうちから揺さぶってくる大波となるその感覚を。知らず知らずのうちに大号泣してしまいました、登場人物1人1人もとてもとても素晴らしかったです。
だけどたぶんいちばん胸を打たれたのは、偽りの名前と家族と愛を与えられて暗い海に放られた彼の墓石の実際の映像であり、墓碑銘でした。歴史はかくも重い。

ナイル殺人事件 ★★★★☆
オリエント急行殺人事件』の時は思わなかったんだけど(あれは特殊だったので……)、当たり前なんだけど、殺人事件が起きると誰も幸せにならない(笑)。ので、いやー、しんどかった!!(笑) 面白いし引き込まれるんだけど、原作読んでないから連続殺人って知らなくて第2第3の殺人が起こった時はもうメンタルやられたね!!(笑)
ジャッキー役の女優さん(エマ・マッキー)がめさめさ魅力的だったんだけど、日本語のウィキペディアが無いからたぶんこれからの方なのでしょう! てゆーか女性陣はみーんな個性が際立ってて素敵だったな! エレキギター鳴らして歌うサロメの蠱惑さよ。

ゴヤの名画と優しい泥棒 ★★★★★
基本的に超絶コメディなんだけど、めちゃくちゃ笑ったけど、最終的にもう泣けて泣けて仕方なかった……。全員が全員、良い味出しすぎでしょう……。
そしてこれは本当に本当の超ネタバレなんですけど、実際に犯行に及んだのは現実においても息子だったってことでよろし?? 企画原案が実のお孫さんということなので、たぶん本当の本当なんでしょうけど。

アンチャーテッド ★★★★☆
これよこれ! ハリウッドって言ったらコレ!!! ってゆー快作でしたわね!!!
まぁ古き良きトレジャーハンターものを現代的にスピーディーに描いてくれてて、ストーリーとしてはめでたしめでたしになるのが見えてるので安心感すごいし、だから加えて爽快感すごしです。やっぱりこーゆう映画の定期的摂取必要だよね!!
そんでもって是が非でも続編作りたいよ! ってゆー思惑が全開のラストも嫌いじゃないむしろ好き(笑)。クロエの不二子ちゃんっぷりも大好き(笑)。そんでもって、字幕翻訳が炸裂しててちょー良かったな!!(笑) 「爆イケ」って翻訳、まじ拍手喝采よ(笑)。

シラノ ★★★☆☆
あーもーロクサーヌ気付けよぉ~~!! ってゆーかシラノもフランソワもやり方間違えてるって気付けよぉぉ~~~!!! ……って思いながら観てました(笑)。超絶フランス的物語(英語喋ってます)。誰1人として幸せにならんかったあたりもな……、悲しいなぁ……。
世界観はめっちゃくちゃキュートで好きです、ラストシーンでロクサーヌが着てたドレスちょー可愛かったな! 彼女がどうゆう身分の女の子なのか最後までよく分かんなかったけど(笑)。

グラディエーター ★★★★☆
22年ぶりに観ました……2000年の初封切り時に劇場で観ておりますもので……。
冒頭の麦の穂に手をかざすあのシーンで「ああぁぁぁああああぁ!!!」って記憶が蘇ったから、初めて観た時は何とも思ってないように感じていたあのシーンが本当に象徴的だったんだなって思い知ったと同時に、クライマックスは覚えがあったんですが途中の展開忘れすぎてて、ホアキン・フェニックス演じる新皇帝がゴミ過ぎて笑っちゃった(笑)。愛されたいと誰よりも願い叶えられること無く卑屈な野心に落ちていくあの粘着質な感じは本当に悲喜劇としか言いようがない。
そんで最初に観た時(※当時中学生)は「???」だった闘技場でのラスト、あーそうゆうことかって気付いたら、まじ皇帝味方皆無じゃんって思って切なくなっちゃったけどやっぱりゴミ(爆)。志は果たされるけどでも救いがないっちゃなくて、でもだからジャイモン・フンスー演じる剣闘士仲間が生きて再び故郷への帰路についてくれたことにめっちゃくちゃ救われました。
あとはホント、序盤から音楽ヤバい。重厚な弦の音色を聴くと、やっぱり映画音楽ってこうでなくちゃって思います。

アンネ・フランクと旅する日記 ★★★★☆
アンネの日記』は、未読です。だからキティーという女の子のことも、この映画で初めて知りました。
アンネの日記』は読んでいなくとも、アンネの辿ったその運命を知らない者は無く、その彼女の人生と言葉に託して抉られる、変わることのない世界の罪。ものすごく社会派だけど、それは物語だけに与えられた力で会って、なおかつアニメという表現方法がそれをさらに確固たるものにしている。過去と現在と、そして永遠の今から1年後の世界の物語。

ガンパウダー・ミルクシェイク ★★★☆☆
まぁよくある話は話なんですけど、図書館司書然とした女性がマシンガンぶっ放してるのは大好きです(笑)。アンジェラ・バセット演じるアナ・メイ筆頭に、みんなカッコ良いですし、何よりもクロエ・コールマン演じるエミリーの落ち着き払った存在感よ。「あなたは引き金を引いただけ。誰かに命令されたんでしょう?」って、まさしく真理。

 
 
 
 
 
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A post shared by つるや あさみ (@asami1837)